はしかわ市長のだいすきくさつ 出会いの365日(令和2年12月)
更新日:2020年12月1日
文章は、「広報くさつ12月1日号」に掲載された内容です。
くらしよく さち(幸)多く つながる絆
今年もいよいよ残りわずかとなりました。
振り返りますと、ずっとずっと草津宣言で、「安心」「活力」「安全」「透明」を柱に、4期目の市政をお預かりすることになりましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響は大きく、国では緊急事態宣言が発出され、市内においてもイベントなどの軒並み中止、延期や、小・中学校の休校や施設の休館など、さまざまなところで皆様にもご理解とご協力をいただきました。まさに皆様と心を一つに駆け抜けた1年でした。
そのような中、市独自の制度として、上下水道基本料金の免除、介護サービス事業所や飲食店に対する支援、市内の宿泊施設を利用したテレワークの支援、新生児特別給付金、小・中学校の一人一台のタブレットPC、オンライン環境の整備など、さまざまな経済対策を行ってまいりました。
小・中学校では、新しい学校生活がスタートできない中で、子どもたちが自宅で楽しく学びや運動ができる動画を公開したり、少しでも不安が解消されるよう、えふえむ草津で先生によるメッセージを配信するなど、先生を近くに感じていただけるよう工夫してまいりました。
市民の方々の心強い取り組みもございました。市内飲食店によるテイクアウト・宅配グルメマップが作成されましたし、草津駅一帯では、現在、草津まちイルミが開催されています。子どもたちが作ったペットボトルツリーや、昨年よりバージョンアップしたイルミネーションには、コロナ終息への願いが込められています。
心温まる、たくさんのご寄附もいただきました。中には、市役所階にも設置していますが、市内の中学生が手作りした、足踏み式の消毒スタンドもございました。こうした頼もしい出来事に元気づけられ、草津の未来は明るいと確信しています。
来年5月にはキラリエ草津(市民総合交流センター)がオープンします。こうした新しい取り組みは、「草津の未来」と題しまして、市ホームページでご覧いただけるよう整備していますので、ご覧ください。
冬本番を迎え、寒さが厳しくなりました。皆様には引き続き、三密の回避やマスクの着用、手洗い、うがいなど、感染防止対策を徹底していただきますようお願いいたします。
来年が皆様にとって、よりよき一年になりますよう、お祈りいたします。