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平成25年 年度始め訓示

更新日:2013年10月1日

*この文章は、市長から職員に向けたメッセージです。

タイトル

草津でも桜が開花し、出合いの季節となりました。

市役所も本日より、新たに44人の職員を向かえ、754人の新しい体制で平成25年度の市政を推進していくことになりました。これまで以上に全ての職員が力を合わせて目標達成に向けて精励いただきたいと思います。

特に申し上げておきたいのは、現在の草津市役所は、20代、30代の若い世代の職員が過半数を超え、職員構成の大きな転換期を迎えていることです。

市役所は文字どおり常に「市民の役に立つ所」でなければならず、市民生活には欠くことのできない安全・安心の提供をはじめ、上・下水道、道路などのインフラ整備、各種証明書の発行、教育、福祉サービスの提供など、市民の最も身近なところで、最も重要な役割を担っている組織であり、職員構成の変化により組織の弱体化、市民サービスの低下を招くことがあってはなりません。
そのためには、経験と知識の豊富なベテラン職員と若い職員が共に力を合わせ、英知を結集し、困難な課題に対して果敢に取り組み、組織力、職員力を発揮してもらうことを期待します。

さて、この4月から、第5次総合計画の『出合いが織りなすふるさと“元気”と“うるおい”のあるまち草津』の実現に向けて、第2期基本計画がスタートしました。計画に掲げる各分野の116の施策、788の事業について、確実に実行していかなければなりません。そして、この計画のリーディングプロジェクトとして位置づける「草津川跡地の空間整備」、「中心市街地の活性化」、「コミュニティ活動の推進」という3つの大きな事業に本格的に着手していきますが、5年後、10年後に夢と希望の持てる明るい未来の草津を築いていくため、職員が一丸となって果断に実行してもらいたいと思います。

また、この4月から持続可能な共生社会の構築を目指して第2次行政システム改革推進計画もスタートしました。その着実な実行にむけ、全庁あげて改革、改善への取り組みをお願いします。職員の皆さんには、今、何をするべきか組織内でしっかりと確認し合い、明確なビジョンとスピード感を持って仕事に取り組んでいただき、困難な課題に直面した時は、やらない・できない理由を考えるのではなく、グループ、所属、部局を超えて、強力な連携体制の中で、どうすれば目標が実現できるか、解決に向けて全エネルギーを注いでいただくことをお願いします。

桜の花にちなんで、千利休の短歌を紹介します。

「人の行く裏に道あり花の山、いずれ行くも散らぬ間に行け」

私なりに解釈しますと、上の句は、“みんなと違う道を行くのは困難も伴うだろうし、大変である。しかし、その過程における努力の結果は、流れに任せた道よりも、より多くの成果が得られる”ということです。そして、下の句は、「努力」も、“散らぬ間に”であり「時」や「タイミング」を失しては意味がなくなるということです。

スピード感をもってタイミングよく様々な課題を解決し、市民の皆様に「住んでよかった」と思っていただけるような、さらに魅力あるまちづくりを推進するため、組織力、職員力を発揮し、共に明日への道を切り開いて行きましょう。

最後になりましたが、どうか職員の皆さんには健康管理をしっかりしていただき、充実した1年を送っていただくことを願い、年度始めの訓示とします。

ともにがんばりましょう。

お問い合わせ

総合政策部 秘書課

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