榊差遺跡発掘調査成果現地説明会を実施しました
更新日:2018年5月28日
南草津プリムタウン土地区画整理事業に伴う榊差遺跡ほか3遺跡(黒土遺跡・榊差古墳群・南笠古墳群)の発掘調査を平成27年度から実施しています。
今回、榊差遺跡の範囲で奈良時代前半の鋳造遺構と国内最古の獣脚の鋳型を発見しました。市内では、これまでの調査で複数の鋳物生産を行っていた遺跡が確認されており、このような地域は全国的に見ても珍しいと言えます。これらの遺跡で作られた製品は、近隣の官衙(役所)や寺院に供給していた可能性も想定されることから、古代の湖南地域の金属器生産の状況を知るうえで重要な成果を得ることができました。
現地説明会の資料は下記よりダウンロードすることができます。
資料1(PDF:694KB)
資料2(PDF:768KB)
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