生活協同組合コープしがと草津市との協定締結

　平成24年5月25日の生活協同組合コープしが理事長と草津市長との面談を契機に、地域への社会貢献活動の一環として、生活協同組合コープしがから本協定についてのお申し出をいただきました。
　生活共同組合コープしがは、市内に2箇所（上寺町、笠山5丁目）の配送拠点があり、市内一円に配送されていることから、日常の配送業務を通じた情報提供や見守り、災害時等では食料品や生活必需品等の物資提供など、幅広くご協力をいただけるものです。
　草津市としても、生活協同組合コープしがの配送業務を通じて、きめ細やかな情報ネットワークができ、草津市民の「安心」が得られるまちづくりに多大なる貢献が期待されることから、新たに、「『安心』が得られるまちづくりに関する協定」を平成25年3月28日に結びました。
　なお、締結式では生活協同組合コープしが理事長が来庁され、橋川市長とともに協定書に署名しました。
　このような包括的なご協力をいただく協定は、本市では初の協定となります。

協定内容　　

　草津市がこれまで行っている「災害時における食料品および日用品等の調達に関する協定」と同様の物資支援の内容のほか、平常時における道路の異常や不法投棄の情報提供、さらには福祉の視点を含めた情報提供や、見守りなどを幅広く包括した内容です。
　協定の内容は、大きくは以下の3つで構成します。

［1］情報提供（第2条）

1. 高齢者、障害者および子ども等に関する異変および不審者等の発見をしたとき
2. 道路等の異常を発見したとき
3. 廃棄物の不法投棄、動物の死体等を発見したとき
4. 河川等の溢水を発見したとき
5. 禁止広告物を発見したとき

［2］協力（第3条）

1. 困りごとがある高齢者等への地域包括センターの相談先案内チラシ等の配布
2. 通学途中等の子どもへのあいさつ等の声かけや見守り

［3］災害時等の協力（第4条）

1. 食料品や生活必需品等の物品の被災者への緊急的な優先供給
2. 道路等の損傷状況および被災状況の情報提供
3. 所有車両の緊急車両等としての提供
4. 組合員に対する災害ボランティアへの協力推進や連携
5. その他、市から要請のあったものののうち協力できる事項