はしかわ市長のだいすきくさつ(令和7年5月)
更新日:2025年5月1日
文章は、「広報くさつ5月号」に掲載された内容です。
『こどもまんなか社会』をめざして
新年度が始まり、1カ月が経ちました。小学校の新入生が、小さな体に大きなランドセルやランリュックを背負い、上級生のお兄さん・お姉さんと集団登校している姿を見ますと、何ともほほ笑ましく思うとともに、こどもたちが楽しく学校生活を過ごせるように私も尽力しなければと、気が引き締まる思いがいたします。
私は以前から「こどもを産み育てるなら草津」の思いを胸に、こどもに関する施策に取り組んでまいりました。令和5年度からは「草津市子育て6つの楽だ!」として、18歳までの医療費助成や乳児の紙おむつなどの購入費助成など、6つの事業を実施し、子育てしやすいまちの実現をめざしています。
今年3月に策定した草津市こども・若者計画では、「こども・若者の社会参画・意見表明」を重点的な取組として位置付けています。こども・若者のアイデアや提案を、こども・若者や市民活動団体などと協働して実現することで、社会全体で「こどもまんなか社会」を進めていきます。
昨年度に若者のアイデアを実現した取組の一つが、私のVチューバーの活動です。7月に、立命館大学びわこ・くさつキャンパスで「学生や若者が市政に関心を持ち、意見が言いたくなる、言いやすくなるアイデア」をテーマに意見交換を行った中で、参加者から「市長がVチューバーになるのはどうか」とのアイデアをいただいたことをきっかけに始めました。「はしかわ市長のくさつここがイチ推し」と題して、毎月の広報くさつの内容を、YouTube でお知らせしています。私のアバター(インターネット上でのキャラクター)が、消防士や宮大工など、テーマに合ったさまざまな衣装を着て登場し、広報くさつの内容を紹介しています。皆様に楽しんでもらいながら、若い世代の方々にも、市のさまざまな施策・事業に関心をもっていただきたい、大切な情報をできるだけ多くの方に届けたいとの思いで取り組んでいます。
皆様からいただいたアイデアの全てを実現することは難しいかもしれませんが、こども・若者が安心して意見を言える場を設けることが、よりよい協働のまちづくりにつながると考えています。皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
関連リンク
