令和6年 年度始め訓示
更新日:2023年4月1日
この文章は、市長から職員に向けたメッセージです。
職員の皆さん、おはようございます。
新年度を迎えるにあたり、本日、新たに57名の職員を迎え、会計年度任用職員の皆さんをあわせた総勢約1,900人で令和6年度の市政がスタートしましたが、それぞれの職場において、「知識や経験の豊富なベテラン職員」、「所属で中心となって業務を引っ張る中堅職員」、そして「希望や想像力に満ち溢れた若い職員」が共に力を合わせ、「個々の持つ職員力」と、「職員力が結集した組織力」を存分に発揮し、様々な課題の解決に取り組んでいただきたいと思います。
令和6年度の草津市は、市制施行70周年の記念事業を多数予定しており、4月の第56回草津宿場まつりをはじめ、8月オープン予定の「インフロニア草津アクアティクスセンター」での「くさつアクアフェスティバル」などの記念式典が目白押しで、「草津に住んでいる人」も、「草津を訪れる人」も、誰もが草津の魅力とにぎわいが感じられる、まさに記念となる年にしていきたいと思っております。
一方で、新年を迎えすぐに、能登半島で大きな地震が発生し、今なお避難生活を強いられている方が大勢おられます。被災地への支援として、本市を含め、国、県、各市などから給水支援や家屋等の被害認定、避難所運営などの派遣支援を「チーム」として行っているところです。復興に向けた被災地支援は当面続くことが予想されますことから、引き続き職員の皆さんには被災者の方々に寄り添った支援業務をお願いしたいと思います。
被災地支援では、あらゆる機関が集まり、ひとつの「チーム」として被災地支援を行っておりますが、皆さんは日頃から、職場における「チーム」を意識していることと思います。「チーム」とは、単なる目的のために集まった集団を指すのではなく、そこに属する一人一人が持つスキルや経験を発揮し合い、個人ではできなかったことを成し遂げる集団のことを指します。行政の仕事は、どうしても縦割りになりがちですが、業務が高度化する時代のなか、一人、あるいは一部署だけが頑張ったところで、できることは限られています。職員の皆さんには、お互いに意見を率直に伝え合える風通しの良い職場づくりに努めていただくと共に、各部署が互いに連携して力を発揮して、市役所全体が一つの「チーム」となれるよう期待しております。
最後になりましたが、どうか職員の皆さんには健康に留意し、充実した1年を送っていただき、さらなる市政の発展に共に取り組んでいただくことをお願いし、年度初めの訓示といたします。
