6月市議会定例会 閉会
更新日:2023年6月30日
2023年6月30日
10時00分 6月定例市議会が再会されました。
本定例市議会では、補正予算3件、条例案件5件、一般議案1件、人事案件4件の13件の議案を提案し、いずれも原案のとおり議決されました。
閉会にあたり、以下の内容を御挨拶しました。
さて、明日は7月1日ですが、ちょうど40年前の昭和58年の7月1日に、草津市立図書館が開館いたしました。これまで多くの市民の方に親しまれ、愛されてまいりましたが、今年度は、40周年記念事業として、年間を通して様々な事業を展開し、今後も多くの市民の方に御利用いただけるよう、さらなる魅力ある図書館に向けて取り組んでまいります。
また、さかのぼること明治22年の7月1日には、草津駅が開設され、同年12月には、現在の草津線が、国有化される前の関西鉄道により、県内最古の私鉄路線として線路が敷設されました。当時から乗客人数は、県下では2番目に多かったとのことで、それから約130年余りを経てもなお、草津駅と南草津駅の乗降客数は、連続して県内の1位2位を占め、多くの方に御利用いただいております。
御承知のとおり、両駅を核に都市開発が進み、住宅需要を背景にマンションや住宅開発が活発な状況で、本市はいまだ発展途上にあり、人口も増加し続けております。
一方、琵琶湖をはじめ、豊かな自然環境にも恵まれ、周辺部の発展も期待されるところです。
先日、公表されました東洋経済新報社の「住みよさランキング2023」では、草津市が全国812都市中20位、近畿圏111都市中1位の評価をいただきました。採用指標のうち、「快適度」の指標では、全国9位と、特に評価されており、人口動態などが大きくかかわっているものと推測しているところでございます。
また、先月、厚生労働省から公表されました「令和2年市区町村別生命表」では、本市の平均寿命は全国トップクラスとなり、全国1,887市区町村中、女性が89.0歳で4位、男性が83.3歳で9位となりました。健幸都市づくりを進めるなかで、市民の皆さまそれぞれが、栄養や食生活、歩くことなどの運動、睡眠・休養や人との交流などの健康づくりに配慮された生活を続けていただいている成果ではないかと考えており、大変喜ばしいことでございますし、「元気で長生きするなら草津市」と思っていただけるまちづくりをこれからも進めてまいります。
さまざまな指標から、日進月歩で発展し続けている本市の状況を披歴させていただきましたが、さらなる発展のためには、草津で生まれ育った子どもたちが、これからの草津を支えていくと思ってもらえるようなまちづくりを進める必要があると感じておりまして、子どもたちにとって草津が「希望の始発駅」となれるよう、また、健やかな子どもの成長を少しでも後押しできるよう、安心して子どもを産み、子育てができるまちの実現に向けて、今定例会で、草津市子育て「6つの楽だ」として子育て支援施策を強化する予算を提案し、議決していただきました。未来の宝である将来世代を支援することにより、「子どもを産み育てるなら草津市」と思っていただけるまちの実現に向けて、施策展開をしてまいります。
結びとなりますが、議員の皆様におかれましては、日に日に暑くなってまいりますので、熱中症や夏バテを防ぐなど健康に御留意いただきながら、今後ともより一層の御支援と御協力をお願い申し上げ、閉会に当たりましての挨拶とさせていただきます。