いのち・愛・人権のつどい
更新日:2019年9月23日
2019年9月23日
13時30分 令和元年度第33回いのち・愛・人権のつどいの開催にあたり、御挨拶しました。
草津市では「ゆたかな草津 人権と平和を守る都市」宣言や「草津市人権擁護に関する条例」に基づき、人権尊重と恒久平和を目指し様々な施策を行っており、本日のつどいは、こうした取り組みの重要な柱として毎年開催しているものです。
我が国においては、平成28年に「障害者差別解消法」や「へイトスピーチ解消法」、「部落差別解消推進法」といった法律が制定され、人権を守る法体制は整いつつあります。しかしながら、現実問題として「子どもや女性、高齢者、障害者などへの虐待」や「いじめの問題」、「特定の外国人に対するヘイトスピーチによる中傷」、「インターネットの掲示板への差別書き込み」など、差別事象は私たちの日常生活の様々な場面で発生しています。
今こそ、私たち一人ひとりの人権問題の解決に向けた、確固たる姿勢や行動力が問われているということを再認識しなければなりません。差別のない明るい社会を次の世代に引き継いでいくことが私たちに課せられた責務です。
私たちのふるさと草津が「真に人権が尊重される明るいまち」になることを目指して、より一層の施策の推進、人権意識の高揚を図ってまいりますので、皆様方には、一層の御支援と御協力をお願い申し上げました。
19時30分 矢橋自衛婦人消防隊就退任式に出席し、御挨拶しました。
矢橋自衛婦人消防隊におかれましては、設立以来、54年もの長きにわたり、地域の火災予防をはじめ、さまざまな災害の防止に努められ、地域の安全安心のために御活躍していただいておりますことに感謝申し上げました。
今年も災害が大変多く発生しており、これまで本市においては大きな被害は発生しておりませんが、近年の自然災害の発生状況をみますと、いつ災害が発生してもおかしくない状況です。
こうした中、行政の救援活動や消防による消火・救助活動のような「公助」、家庭や職場で日頃から備える「自助」、そして、地域での連携による「共助」が上手く機能し合うことが、被害の拡大を最少限にとどめるものであり、「共助」の役割を果たす矢橋自衛婦人消防隊の取り組みは大変重要なものでございます。
本市といたしましても、様々な災害に備え、市民の生命・財産・生活を守るため、災害対策に万全を期してまいりますので、今後とも皆様方の御協力を賜りますようお願い申し上げました。