11月1日に東海道統一案内看板が設置されました!
更新日:2019年11月7日
東海道統一案内看板の設置【草津市第2号】
草津市は、東海道でつながる大津市と連携協力し、東海道沿いの連続的・統一的なまちなみ景観づくりと、東海道の歴史文化を誇りに思う気持ちをつなげる取り組みとして、東海道統一案内看板の設置を進めています。
このたび、草津市の東海道沿い本陣通りにたたずむ伝統的な町家、「八百久(やおきゅう)」さんに、草津市で第2号となる東海道統一案内看板を設置いただきました。
江戸時代中期に初代「八百家久兵衛」により生活用品店として創業し、築後100年暮らしとともに生きてきた建物は国登録有形文化財に指定されています。
東海道統一案内看板は、町家のしつらえに調和するよう、古くから日本建築で使われてきた「弁柄(べんがら)」で塗装し、趣のあるものとなっています。
かつて人々が往来した歴史の道に思いを馳せてみませんか?ぜひ一度、東海道を歩いてみてください。
八百久(草津追分道標側から)
八百久(大津札の辻側から)
べんがら色塗り体験の様子
看板製作については、大津市との連携事業「景観づくりチャレンジ隊」の中で、両市の小学生とその保護者の方に弁柄の色塗りをしていただきました。
参加者の皆さんは、なかなかできない体験に興味津々で、建物のエキスパートである建築士会の方に教えてもらいながら、真剣に作業していました。
看板の取り付けは、滋賀県建築士会湖南地区委員会 横江良之さまに御協力いただきました。
建築士会は、地域の景観づくり・まちづくりに寄与するいろいろな活動に取り組まれており、幅広く活躍されています。
11月1日 草津街あかり
八百久さんに設置いただいた看板は、成安造形大学准教授の石川亮先生監修のもと、同大学助手(学生時制作)の寺田駿志さまにデザインいただきました。
全体のレイアウトや字体など、専門的なアドバイスをいただきながら協議・調整を繰り返してデザインを決定しました。
看板は、11月1日の「草津街あかり」開催日に設置し、夜にはイベントに訪れた多くの方に見ていただきました。
看板設置に御協力いただいた皆さま、ありがとうございました。
東海道統一案内看板の取り組みは、いろいろな立場の多くの人に関わってもらうことを大切にしています。
この看板が、人と人のつながり、地域どうしのつながりをつくるきっかけになるよう、これからも普及啓発をしていきます。
これまでの東海道統一案内看板の取り組みや、大津市・草津市の連携については、下記リンクをご覧ください。
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都市計画部 都市計画課 景観係
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