「ヤマサキカズラ」に開花の兆しあり (みずの森)
更新日:2024年5月10日
珍しい花 開花の兆し
平成30年にみずの森で国内初開花、今回開花すれば4回目(3年連続)となるヤマサキカズラに蕾を2個確認しました。
ヤマサキカズラって?
初開花当時のヤマサキカズラ(平成30年6月7日撮影)
ヤマサキカズラは、ヤマサキ水草園の代表山崎美津夫氏(注釈)が1982年(昭和57年)10月13日、パプアニューギニアのウェワックにて発見されたサトイモ科のツル性植物で、花が仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる葉苞(ようほう)に包まれるのが特徴です。
仏炎苞に包まれた中央の棍棒状の部分が本当の花で肉穂花序(にくすいかじょ)と呼ばれます。
2002年(平成14年)に山崎氏によってみずの森アトリウム(温室)に約15センチメートルの苗が移植されました。
その後、栽培を続け2018年(平成30年)6月7日、国内初開花を記録しています。
注釈:「崎」の正式表記は「たつさき」
植物の詳細
名称 ヤマサキカズラ
科名 サトイモ科
原産 パプアニューギニア
展示場所 ロータス館アトリウム
開花予想 5月上旬から中旬 注記:詳しい開花状況は、みずの森までお問い合わせください。
現在の蕾の様子(令和6年5月5日撮影)
現在の蕾の様子(令和6年5月5日撮影)
料金
観覧にはみずの森への入園料が必要です
ご案内
入園料金
大人300円 高校生・大学生250円 65歳以上150円(中学生以下無料)
休園日
毎週月曜日(ただし、月曜日が休日の場合は次の平日が休園日)
開園時間
通常 午前9時から午後17時(入園と温室観賞は、いずれも閉園30分前まで)