災害に対する心構え
更新日:2013年10月1日
大規模な地震等が発生したとき、最も大切なことは、まず自分の命は自分で守ることです。
阪神大震災では、死亡者の約9割の人が発災直後の家屋倒壊や家具転倒の下敷きになり命を落としました。
また、大規模災害時には同時多発的に被害が発生し、道路や通信手段に重大な障害が生じるため、公的支援(消防や自衛隊など)が到着するにはかなりの時間を要します。
まず、自分の身は自分で守ること、そして、地域で互いに助けあうことが重要です。自主防災組織等を中心に、地域ぐるみで「命を守る」取組みを進めましょう。
<災害時の心構え>(PDF:920KB)
1 自主防災活動をすすめよう
2 家庭での備え
3 非常持ち出し品チェックリスト
4 災害時の心得
5 避難時の心得
6 知っておきたい応急手当
7 地震発生時の動き
<地震から身を守る10か条>
どんなに日ごろ冷静でも、非常時には動揺してしまうものです。いざというとき、落ち着いて的確な行動をとれるよう、次の10か条を覚えておきましょう。
(1)まずは、身の安全。テーブルの下などに身をふせる
倒れやすい戸棚や本棚からすぐ離れ、丈夫なテーブルや机の下に身をかくす。トイレ・風呂場・押入れは比較的安全。
(2)揺れがおさまったら火の始末
揺れがおさまったら、ガスこんろやストーブなどの火を止める。火が出ていたら消火する。
(3)窓や戸を開けて出口の確保を
とくに鉄筋コンクリートの建物内にいるときは、閉めたままだと建物がゆがみ、出入り口が開かなくなることがある。
(4)外へ逃げるときはあわてずに
どんな大地震でも大揺れは1分程度。外へ逃げ出すときは瓦やガラスなどの落下やブロック塀などの倒壊などに注意し、あわてず落ち着いた行動を。
(5)火が出たら初期消火を
「火事だ!」と大声で叫び、隣り近所にも協力を求める。炎や煙にまどわされず、できるだけ近寄って火を消す。
(6)みんなが助け合って応急救護を
お年寄りや体の不自由な人、ケガ人などに声をかけ、みんなで助け合う。初期消火もみんなで協力して。
(7)正しい地震情報を
うわさやデマに振り回されない。トランジスタラジオやテレビなどで正しい情報を。
(8)避難は早めに。まだ大丈夫は危険
決められた避難場所へ。できるだけ集団で、決められた経路を歩いて避難。持ち物は最小限に。
(9)狭い路地や塀ぎわ、がけ・川べりなどに近づかない
ブロック塀・門柱・自動販売機などは倒れやすいので要注意。
(10)山崩れ・がけ崩れに注意
ラジオやテレビで正しい情報を入手する。
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総合政策部 危機管理課 危機管理係
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