令和2年 年度初め訓示
更新日:2020年4月1日
この文章は、市長から職員に向けたメッセージです。
職員の皆さん、おはようございます。
草津市でも桜が開花し、春の兆しを感じながら令和2年度を迎えることができました。
今、世界規模で流行しております新型コロナウイルス感染症につきましては、本市では、現在のところ感染者が確認されてはおりませんが、国内の一部の地域では感染拡大がみられ、大規模流行につながりかねないと危惧しております。
職員の皆さんには、引き続き、咳エチケットや手洗い、消毒など、感染防止のための行動と、体調管理に努めていただきますようお願いします。
さて本日、令和2年度がスタートし、本市においても新規採用職員を迎え、新しい体制で市政を推進していくこととなりました。
今年度は第5次総合計画の集大成の年であり、次年度からの未来像を描く第6次総合計画へとつないでいく、大きな節目の年であります。
第5次総合計画では、まちの将来ビジョンである「出会いが織りなすふるさと 元気とうるおいのあるまち草津」の実現に向け、「防災・安全」「教育」「子育て支援」「高齢者福祉」そして「スポーツ健康づくり」に向けた諸施策を進めてまいりましたが、今後はさらに将来の人口減少、超高齢社会に向けての対策を進める必要があります。
日本は平均寿命が世界一、健康寿命が世界第2位の長寿国であり、その中でも滋賀県や草津市はトップクラスとなっております。
草津市では、全国に先駆けて健幸都市づくりに部局横断的に取り組んでいますが、人生100年時代には、子どもから高齢者まで、すべての市民が、生涯にわたり学び、元気に活躍し続けられる社会、互いに助け合いながら安心して暮らすことのできる社会をつくることが重要です。
各部局においては、組織間の連携、地域との協働をさらに密にしながら、職員が一丸となって政策の実現に取り組んでください。
職員の皆さんには、他分野の幅広い情報も収集しながら、自らの業務において何をすべきか、常に問いかけながら仕事を進めていただきたいと思います。
そして草津市の10年、20年、30年先を見据え、草津に関わるすべての人が草津に誇りと愛着が持てるよう、まずは職員の皆さんが情熱と信念をもって草津市の魅力を高める取り組みにチャレンジしていただくようお願いし、年度初めの訓示といたします。