市民の皆様へ(緊急事態宣言の延長について)
更新日:2021年9月10日
昨日、政府は9月12日(日曜)までを期限としている緊急事態宣言等について、期間を9月30日(木曜)まで延長することを決定しました。また、対象地域を変更され、緊急事態宣言の対象地域は19都道府県、まん延防止等重点措置の対象地域は8県となり、滋賀県においては、緊急事態宣言が引き続き適用されることとなりました。
このことから、本市では本日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催し、現在感染症対策として実施している市施設の休館・利用休止や市立小中学校における在校時間の短縮およびオンライン授業の実施、市主催・共催のイベント・行事・審議会等の中止または延期などについて、期間を9月30日(木曜)まで延長することといたします。市民の皆様には大変御不便や御負担をおかけいたしますが、大切な命を守るため、皆様の御理解と御協力をお願いいたします。
新型コロナウイルス感染症については、本市におきましては、ワクチン接種を希望される方で2回目を終えていただいた方が接種対象者の約48%となり、最近では新規感染者は10人前後で推移するなど、皆様の御協力のおかげで感染は減少傾向にありますが、滋賀県における最大確保病床の占有率が約7割であることや人口10万人あたりの全療養者数が特別警戒ステージの判断指標の約3倍(指標30人以上に対し90人超)であることなど、依然として医療体制がひっ迫する厳しい状況が続いております。
滋賀県は、宣言解除の目安として、新規感染者数が「コロナとのつきあい方滋賀プラン」におけるステージのステージ3(警戒ステージ)の水準で10日間程度推移し、全療養者数や重症者用病床使用率がステージ3の水準であれば、30日を待たずに政府に緊急事態宣言解除の要請を出すと発表されました。私たち一人ひとりが感染症対策を徹底し、感染拡大を抑制することができれば、一日でも早く緊急事態宣言の解除要請がされます。
市民の皆様におかれましては、緊急事態宣言下における我慢の日々が続きますが、大切な命を守るため、基本的な感染症対策の徹底や、「ゼロ密」(密閉、密集、密接のいずれの密も避ける)を目指し、不要不急の外出を控えていただくなど、感染しない、感染させない、家庭内にウイルスを持ち込まない行動をお願いいたします。
一日も早く安心して暮らすことができる日常を取り戻すため、心を一つにこの難局を共に乗り越えましょう。