2023年度秋のアルバム

9月14日（木曜）、消防士さんたちに来園いただき、避難訓練と職員の消火訓練をご指導いただくとともに、消防車の見学をさせていただきました。
ピカピカの真っ赤な消防車。間近で見る本物の車体はとても大きく、エンジン音も大迫力！
一人ずつ運転席に座らせてもらったり、はしごや拡声器などの装備を触らせてもらったりと、普段はなかなかできない貴重な体験になりました。
また、「消防」の仕事に興味を持つ子もたくさんいました。もしかするとこの子どもたちの中から、未来の消防士さんが誕生するかもしれませんね。

10月7日（土曜）、秋晴れのもと、老上西小学校体育館にて3歳児りんどう組、4歳児こすもす組、5歳児ひまわり組の運動会が開催されました。
日頃の遊びの延長線上にある運動会。「おうちの人に見てもらいたい！」という期待を持ちながらも、いつもの笑顔で元気いっぱいに楽しむ子どもたちの姿が印象的でした。
親子競技では保護者の皆さんも積極的に参加してくださり、大いに盛り上がることができました。
運動会での経験がこども園生活の大切な1ページとなり、これからの成長につながる大きな自信となってほしいと思います。

10月13日（金曜）、大津市人権擁護委員の皆さんと「じんけんまもるくん・あゆみちゃん」をお招きして、4歳児こすもす組、5歳児ひまわり組対象に「人権教室」を開催しました。
人権教室では、大きなプロジェクターに映した紙芝居を視聴し、困った人に声をかけることや、友だちに優しくすることの大切さをみんなで学びました。
子どもたちからは、「（いじわるされていた）もぐらくんがかわいそうやった」「みんな最後は仲良くなれてよかった」「うそをつくのはあかんことやと思う」と言った感想が聞かれました。
また、「みんなにとって大事なものって何？」という委員さんの問いかけに対し、「おかあさん」「家族」といった声が返ってきました。
幼少期からのたくさんの出会いを通して、子どもたちが、人とつながることを喜び、差別に気づき、差別をなくしていける人に育っていってほしいと願っています。

こども園では、万が一の災害に備え、毎月避難訓練を実施しています。今月は近隣の河川が氾濫する可能性がある、という想定で、10月19日（木曜）に水防訓練を実施しました。
訓練では、全園児が高台にある老上西小学校に避難しました。これまで何度も避難訓練を経験しているので大きな混乱はなく、どのクラスも落ち着いて避難することができました。
小学校到着後には、担当の職員より水害のときにどうやって命を守るのか、ペープサートを使って話しました。今後も、もし実際に災害が発生した時も焦らず行動できるように、職員も常に高い意識をもって取り組みたいと思います。

矢橋ふたばこども園では、11月7日火曜日まで「あそんでたらできちゃっ展（作品展）」を開催中です。
私たち保育者は、作品の出来栄えを評価するのではなく、子どもたちが素材と向き合い、心から楽しみ、自分なりの表現をしようと工夫したり試行錯誤したりする過程を見つめ、子どもたちの心の動きに共感することを大切にしています。
日々の遊びの中でさまざまな素材を活かして生まれた作品たちは、子どもたちの成長の足跡です。

11月18日（土曜）、秋祭りが開催されました。
今年度は、4年ぶりに親子参加で楽しむことができました。
ボウリングやガチャガチャ、宝探しなどの各コーナーやポスターなどの準備は、保護者と先生の会役員の皆さんにご協力いただき、どのコーナーでも夢中になって遊ぶ子どもたちの姿がたくさんみられました。
SDGsのシンボルマークを集めるスタンプラリーや、子どもたちへの思い溢れる「うちの子のもちあじ」の展示など、矢橋ふたばこども園で継続して取り組んでいる内容も大盛況でした。
また第1部（0～3歳児）と第2部（4・5歳児）の間には、有志のお父さんたちによる劇とダンスのステージがありました。「子どもたちが喜ぶ顔が見たい！」を合言葉に集まってくださったお父さんたちの熱いステージで、会場は笑い声と拍手に包まれ、大盛り上がりでした。