くさつビブリオバトル2025

　「本を通して人を知る、人を通して本を知る」知的書評合戦である、「くさつビブリオバトル2025」が今年も開催されました。このビブリオバトルは2014年から始まりましたが、今回は「小・中学校、一般の部」と「英語の部」に40名のバトラーが集まりました。バトルは11のグループに分かれてスタートしました。
　ルールは、一人持ち時間3分で本の紹介を行います。そしてオーディエンス(聴衆者)が、読みたいと思った本を2冊選んで投票し、チャンプ本が決定されます。バトラーは、3分という短い時間の中で、言葉や話し方の工夫を凝らし、お薦めの本を紹介していました。
　このビブリオバトルの初回から実行委員長を務めていただいている立命館大学生命科学部教授の木村修平先生からは、「仕事柄、本を読むことは多いのですが、楽しみで本を読んだのはいつかなあと思いました。そしてバトラーの発表を聞いていて『文字を楽しく追っていく』ような楽しい読書をしたいと強く思いました。」と述べられていました。
　私も普段はビジネス書や実用書を読む機会が多いのですが、ワクワクするような読書が最近少ないと改めて実感しました。心揺さぶられる感動のある読書を楽しみたいと思った一日でした。バトラーの皆さんありがとうございました。