はしかわ市長のだいすきくさつ 出会いの365日(平成28年9月)
更新日:2016年9月1日
文章は、「広報くさつ9月1日号」に掲載された内容です。
防災の日 改めて考える日
まだまだ夏の終わりが見えませんが、今夏は特に、夏季オリンピックや障害者スポーツ大会、パラリンピックがリオで開催され、選手の活躍に、一層熱くなる日が続きます。連日の猛暑とともに、観戦での疲れもたまってくることと思いますし、熱中症に気を付けて、健康でお過ごしください。
さて、今月1日は「防災の日」です。これは、大正12年の関東大震災の教訓を風化させないよう、昭和35年に設けられたものです。災害についての認識を深め、心構えや準備をすること、また災害防止や被害を最小限とするための方策を、みんなが考え、そのために活動をする日として制定されました。
今号の巻頭で、災害への備えを特集していますが、何よりも「災害はひとごと」ではありません。私が家族と相談し、一緒に実践していることは、適切な情報を受け取れるように、情報収集手段の確保、そして、有事の際の避難場所や連絡手段の確認です。自宅では、タンスなどの家具が転倒しないようにつっぱり棒などで補強したり、3日分の水や非常食を準備したりしています。まずは「自助」を心掛けましょう。
そして、「共助」です。市では今年度、全国に先駆けて、「ぼうさい応援隊」をつくりました。現在、8団体が登録されています。共助の力を高めていただくために、地域での訓練などに、ぜひご活用ください。
みんなで災害に強いまちをつくりましょう。