はしかわ市長のだいすきくさつ　出会いの365日（平成28年6月）

　文章は、「広報くさつ6月1日号」に掲載された内容です。

　今年の「子どもの日」は、強い風が吹いていましたが、汗ばむ陽気となりました。子どもたちの健やかな成長を願うこいのぼりが、青い空に力強くたなびいている姿をみて、次代を担う子どもたちへ、大人が果たすべき役割の重要性を改めて確認する一日となりました。
　さて、市では、今月から、子育てに関する相談窓口を一元化した「子育て相談センター」を開設しました。助産師・保健師・保育士などを配置して、妊娠から出産、子育てまで切れ目なく、ワンストップできめ細やかな情報提供や相談支援を行う、安心して子育てできる環境を整えました。
　核家族化やライフスタイルの変化、地域コミュニティーの希薄化などにより、全国的に、子育てに不安を感じる人は増えています。本市も例外ではなく、およそ3人に1人が、不安や負担を感じるとの結果になっています（平成25年度市子ども・子育て支援に関するニーズ調査より）。
　子育てには、何よりも保護者の方自身の笑顔が大切です。悩みを一人で抱え込まず、「どうしたらいいか」、「こんなこと、いまさら誰にも聞けないけど、不安…」など、ささいなことでもかまいません。一人一人に寄り添って対応してまいりますので、ぜひ、このセンターを活用してください。