高齢者虐待の防止

平成18年4月1日より、「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」が施行されました。
高齢者虐待は、決して、特別な環境、特別な人だけに起こるものではありません。
高齢者の体の動きの低下や認知症、介護者の心身の疲労や病気などが要因になります。

1．身体的虐待・・・叩く、つねる、殴る、蹴る、ベッドに縛りつけるなど
2．心理的虐待・・・怒鳴る、ののしるなどの暴言や意図的に無視するなど
3．介護・世話の放棄・放任・・・食事を与えない、入浴させない、おむつ交換などの世話をしない。掃除、温度調節等の住環境を整えない。必要な医療・介護サービスを使わせないなど
4．経済的虐待・・・日常生活に必要な金銭を渡さない、使わせない。本人の年金や預貯金を無断で使うなど
5．性的虐待・・・わいせつな行為の強要や排泄の失敗などに対して懲罰的に下半身を裸にして放置するなど

相談したことにより、個人情報が漏れたり、不利益な扱いを受けることはありません。
高齢者のみなさんも介護されている方々も、一人で悩まずに相談しましょう。