令和7年度 2学期「スクールESDくさつ」ダイアリー
更新日:2025年11月20日
市内の小中学校で2学期に実践されたESDに関する学習活動を紹介します
11月6日(木曜) 老上西小学校4年生 防災に強いまちをめざして



4年生は地震や洪水、さらには交通事故などから命を守るための道標となる「学区防災マップ」の作成に取り組んでいます。洪水の発生が予想される地点、事故が起こりやすい道路などがシールで指し示され、さらには緊急避難場所や防災倉庫の位置が明示されています。この日はグループで作成したものを学年全体で交流しあい、その後さらに正確な内容にするためには何が必要か話し合いながら学習を進めました。
10月30日(木曜) 常盤小学校6年生 あつまれ!つながれ!ときわカフェ~ゆっくり休んでいき屋~



6年生は、常盤のまちづくりについて考えるため地域の方にアンケートを行いました。「つながりを大切にしたい」という声から地域の方の交流の場「ときわカフェ~ゆっくり休んでいき屋~」を開きました。射的や自己紹介、休憩コーナーなどを自分たちで考え、運営しました。22日に1回目を行い、その課題から並び方などを工夫しました。2回目の今日は、地域の方やこども園から160名を超える参加があり、楽しい時間を提供できました。
10月24日(金曜) 新堂中学校全学年 「新堂中ESD全校集会」学習発表会



新堂中では、学年ごとにテーマを設定して、ESD探究学習を進めています。地域や支援いただいた方、保護者を招待し、発信の場として学習発表会を行いました。1年生は学区内にある世界農業遺産の「琵琶湖システム」、2年生は地域の伝統文化、3年生は自分の住むまちをより良くするために何ができるかについて、それぞれ発表しました。この発表会で発信したことを今後、提案につなげていく予定です。
10月20日(月曜) 山田小学校4年生 琵琶湖の環境を学ぶ フナの放流体験



琵琶湖の漁獲量は減少傾向にあります。こうした中で、山田小学校の4年生が漁船に乗って湖上でニゴロブナの稚魚の放流を行いました。この取組は学区にある山田漁業協同組合の皆さんの協力を得て毎年行われています。また、今回は、琵琶湖の水質悪化に影響し、近年、大量繁茂による悪影響が問題となっている水草を取り除く様子も間近で見学することができました。今後は滋賀県における漁業の課題についてより深く学ぶとともに、琵琶湖の自然を守るために自分たちは何ができるか考えていきます。
10月16日(木曜) 老上小学校3年生 老上安全大作戦



近年、老上学区への人口流入が著しく進む中、それに伴い車の往来も増加しています。そこで老上小の3年生のこどもたちは交通事故のない安全な街づくりに自分たちも協力したいと考え、各自治会の協力を受けながらフィールドワークを通して学区の交通事情を調査しました。その後は調査結果を整理・分析する中で、交通事故を無くすためには、一人ひとりが安全な歩行や運転を意識することが大切だという考えに達し、様々な世代で使ってもらえるような「安全グッズ」の考案・作製に取り組み始めました。
10月15日(水曜) 笠縫東小学校3年生 アオバナお土産開発プロジェクト アオバナ染めでお守り作り



草津あおばな会の大塚 佐緒里さん、柳 花純さんを講師にお迎えし、自分たちも育てたアオバナを活用し、お守りの布袋を染めました。ボランティアの方に支援いただいて素敵なお守りが完成しました。大塚さんからお土産は地元の材料を使うことが大事であることなどの話を聞きました。今後、草津の特色を生かしたお土産づくりや、どのように発信していくか、みんなで話し合います。
10月6日(月曜) 渋川小学校6年生 淡水真珠に学ぶ



6年生は、琵琶湖の淡水真珠について学習しています。今日、神保真珠商店の杉山 知子さんから、真珠のでき方や貝の水質浄化作用、貝殻からボタンが作られることなどの話を聞きました。また、美しい真珠を手にしたこどもたちは、自然の芸術品に魅了されました。この後、伊勢への修学旅行でアコヤガイの真珠を見学し、琵琶湖の真珠と比べます。
10月6日(月曜) 新堂中学校1年生 新堂中ESD高校生とコラボ 琵琶湖システムの魅力を共に学び発信しよう



1年生は学区内の世界農業遺産に登録されている「琵琶湖システム」について学習に取り組んでいます。今日は、同じテーマで探究学習を進めている立命館守山高校3年生2人による授業が行われました。高校生は、えり漁や湖魚についてのクイズをしたり、湖魚消費のためにふりかけを開発したこと、また目標実現のために熱意を持ち、方法を考えることが大事であることなどを伝えてくれたりして、行動・発信につながる学習でした。
10月3日(金曜) 草津小学校5年生 「健幸都市くさつ大作戦」が始まる



5年生は、2学期に「健幸都市くさつ」について様々な視点から学び、自分たちに出来る健幸づくりに取組みます。今日は、草津市役所健康福祉政策課の河上 未佐斗さんから、市が進める「健幸都市くさつ」の計画と取組みについて話を聞きました。健幸啓発の取組を聞いた後、睡眠・読書・笑顔と健康の関係についてクイズで考えました。今後は、運動・食事・社会参加の各分野の専門家から話を聞いて、健幸増進プログラムを考えていきます。
10月3日(金曜) 志津小学校4年生 志津っ子エコマイスターをめざそう 廃油を使ったキャンドルづくり



1学期に、昔はごみがあまり出ない生活だったことを学習しました。そこで自分たちができることを考え、家で使用した食用油の再利用のため、学校で回収を呼びかけました。今日は、その油を使いキャンドルづくりをしました。クレヨンの色を混ぜ、芯をつけて、きれいなキャンドルに生まれ変わりました。回収に協力してくれた学年にプレゼントする予定です。古着等を使った掃除用具づくりなど今後も環境学習を進めていきます。
9月30日(火曜) 笠縫東小学校3年生 アオバナお土産開発プロジェクト アオバナ紙すき体験



3年生は、1学期に草津市の花であるアオバナを植え、夏に花を摘みました。主に友禅の下絵書きの染料として栽培されてきた花の新たな使い道ができないか考えています。今日は、「株式会社 がんさん」の沖 大介さんから紙漉きを教えていただきました。牛乳パックを細かく溶かした水にアオバナを入れてはがきの形に漉きました。この後、しおりにしてどのように発信していくか、みんなで話し合います。
9月4日(木曜) 笠縫東小学校6年生 災害から身を守る 学ぼう、備えよう、動こう



6年生は、防災をテーマに1学期から学習に取り組んでいます。今日は、自衛隊滋賀地方協力本部草津地域事務所の方に来ていただき、自衛隊の任務である災害派遣について、昨年発生した能登半島地震での活動や苦労、日頃からの備えの重要性の話を聞きました。また、ビニルひもを使ったボトルホルダーづくりや毛布と棒を使って簡易たんかづくりをしました。自分たちにできることについて今後話し合い、発信について考えていきます。
8月~9月(6日開催) 市立6中学校1年生 立命館大学キャンパス体験



市内6中学校の1年生が立命館大学びわこキャンパスでの体験活動に参加しました。この活動がめざすのは、生徒たちが将来に向けて夢や希望を持ち、SDGsについての学びを深めることです。パネルディスカッションではSDGsを達成するために我々はどんなことを普段意識すればよいか、さらには夢や希望を叶えるために心がけていることは何かなど、生徒が積極的に大学生に問いかける場面が見られました。後半は立命館大学の先進的な施設を利用しながら、ふだん学校では学べない様々な体験活動に取り組みました。
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