道路側溝蓋脱着機の貸し出しおよび使用方法
更新日:2019年8月16日
町内会で道路側溝を掃除される場合、側溝蓋が重くてなかなか上げられないことはありませんか。こういった場合に、道路側溝蓋脱着機の貸出しを行っています。使用方法は簡単で、下記に掲載しています。使用を希望される場合は、地元町内会を通じて、ページ下部の問い合わせ先または各市民センターへお尋ねください。
道路側溝蓋脱着機の使用について
1.
溝蓋の大きさは以下のものに適用されます。
長さ60センチメートル×巾50センチメートル×厚み14センチメートル(15センチメートル)以下のコンクリート製溝蓋で重量100キログラム以下のもの。
また、吊り下げ金具の挿入口として溝蓋両サイドまたは片側に巾9センチメートル、奥行2センチメートル以上の切欠のあるものに限ります(切欠のないものは持ち上げることができません)。
2.
上記サイズの溝蓋を通常状態で吊り上げる時の操作力はてこ式で15~20キログラムの腕力で持ち上げることができます。
3.
下記に該当するものについては、持ち上がらない場合があります(無理に持ち上げると危険です)。
- サイズ以内のものでも溝蓋の周囲が土砂やコンクリートで堅く目詰りしている場合。
- 振動防止のためのメジを行っているもの。
- 著しく変形しているもの。
- 溝蓋に切欠がないものや片寄りに切欠があるもの。
- 規定サイズ以外のもの。
なお、ギッシリと目詰りしている場合、最初に上げようとする1枚目の溝蓋の周囲の土砂をヘラの様な物で取り除くか、水を染み込ませてから上げるようにしてください。1枚が上がれば後は順次上がります。
ご注意
次のような使い方は絶対にしないでください。事故やトラブルのもととなります。
- 蓋が上がらないため、複数の人でアームにぶら下がること。
- アームを上下に大きく反動をつけて揺さぶったり、振動を与えること。
- 吊り下げた溝蓋の下には、手や足を絶対に入れないでください。
- 機械の爪を溝蓋に入れるとき、指詰めに注意してください。
- アーム支えレバーは確実にセットしてから使用してください。
- 溝蓋を不安定な状態で吊り上げて移動しないでください。溝蓋が脱落したとき危険です。
てこ式
持ち運びが自由で、すべての場所でお使いいただくことができます。
取扱方法
(1)アーム中間部のセットネジを緩めて、アームを一杯伸ばして、セットネジを確実に締め付けてください。
(2)溝蓋吊り下げ用部の左右クランプ爪を溝蓋の寸法にセットしてください。この時、左右2本の爪は上部のスプリングを外側へ押し、向かい合うようにしてください。
(3)上げようとする溝蓋の切欠部にクランプ爪を挿入し、爪が溝蓋の下部にひっかかるようにスプリングを指で内側へ押してください(爪が完全にセットされているか、確認してください)。
指詰めに注意してください。
(4)アーム先端のハンドルを下方へ押してください。溝蓋は浮き上がります。
ご注意
- アーム支えレバーのセット位置は3段階に変更できます。
身長に合せて任意の位置にセットしてください。下方にセットする程、軽く持ち上がります。土砂等にて目詰りしている場合は、最下部(3段目)で持ち上げてからアーム高さが持ち運びに便利な高さになるようアーム支えレバーの位置をセットし直してください。
確実にセットできたことを確認してください。 - 溝蓋吊り下げ部を手で持ち上げることにより、左右に90度回転しセットすることができます。これにより溝蓋と平行方向及び直角方向(側面)のどちらからでも持ち上げることができます。
指詰めに注意してください。
借用書
借用書(ワード:9KB)
借用書(PDF:46KB)
PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader DC(旧Adobe Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Adobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ