令和3年度下水道事業決算および業務状況

下水道事業は、地方公営企業法に基づき、主に下水道利用者のみなさまからいただく下水道使用料によって、運営しています。
そのため、「生活環境の改善」、「水環境の保全」や「浸水被害の軽減」という下水道事業の本来の目的を果たしていくことに加え、企業としての経済性を発揮する必要があり、経費の削減や財源の確保など、持続的な安定経営に向けて、効率的な運営に努めています。

概要

令和3年度は、処理人口の増加等に伴う使用料収入の増加や、特別利益などにより、5億7,900万円の純利益を計上しました。この利益は、建設投資や企業債の返済に充てるために積み立てます。
主な事業は、下水道施設の更新や耐震化、雨水幹線の整備事業です。
令和4年度からは、草津市下水道事業第9期経営計画（経営戦略）が始まり、今後も計画的に下水道施設の更新や耐震化、近年多発している大雨による災害に備え、雨水幹線の整備を着実に実施していく必要があります。
今後も、公営企業として、経営の透明性の確保に努め、将来にわたり安定した事業が継続し、健全な経営が行えるよう、より一層効率的な事業運営と経営基盤の強化に取り組みます。