龍谷大学

平成30年2月23日（金曜）、「草津市と龍谷大学との連携協力に関する協定書」の調印式を執り行いました。

この協定は、龍谷大学と草津市のこれまでの協力関係を踏まえ、産業育成や地域福祉などを進めていくことを目的としています。今後、地場産業の振興や地域コミュニティの推進、地域まちづくりや地方創生について連携して取り組む予定です。

龍谷大学の歴史は、1639年にはじまり、2019年には開学380年という長い歴史を持つ総合大学であり、瀬田キャンパスには、滋賀県内の他大学にはない、社会学部と農学部を設置されており、福祉関係や農業関係において、多くの知見を持っておられます。
このような中、草津市では、「愛采菜（あいさいな）」等野菜のブランド化や、「あおばな」を用いた「青花紙」を、文化資源としての保存継承に向けた事業を展開しようとしているところであり、また、健康福祉の分野でも「草津市健幸都市宣言」を行い、これまでの健康福祉施策の枠組みを越えた総合的な取り組みを進め、住んでも、訪れても「健幸」になれるまち・くさつを目指して様々な方々と一緒に考え、共に取り組む仕組みをつくりたいと考えているところであります。今回、龍谷大学と包括協定を締結することによって、大学が持つ学問的特性を活かして本市が抱える諸課題の解決に取り組むことができると期待しております。

左から
後列：八杉教育委員会専門理事、竹村環境経済部長、山本副市長、落合農学部教授、熊谷龍谷エクステンションセンター部長
前列：善利副市長、入澤学長