市長定例記者会見(平成30年12月20日)
更新日:2019年3月12日
このページは、草津市政記者クラブ主催の市長定例記者会見の内容を広報課で整理・編集したものです。
日時
平成30年12月20日(木曜)午後2時から午後3時20分まで
場所
草津市役所記者室
1 子どもたちの学びの成果を発表! 草津市プログラミングコンテスト表彰式・発表会
草津市立の全ての小学校と中学校1校にソフトバンクの人型ロボットPepper(ペッパー)を導入し、それを使用したプログラミング教育を行っています。昨年、全国17の自治体、282の小中学校にペッパーが導入されています。
昨年も成果発表をいたしましたが、今年の成果のうち、特に優秀であった小学校4校、中学校1校の発表、その中には全国大会に応募する2校があります。それについて表彰を行いますのでご案内いたします。
質疑応答
Q 発表会では事前に撮った(応募用の)ビデオを流すのではなく、その場でペッパーを使い発表するのか。
A はい。入賞した5校とも生徒が参加します。モニターとペッパーを置き、生徒2名が発表しながらモニターでプレゼンテーションをし、ペッパーの実演をします。
Q ペッパーを使うことでのプログラミング学習のメリットや成果をどう感じているか。
A ペッパー使用の学習の様子を見ていますと、子どもたちが意欲的にがんばっています。一般的なプログラミング学習は、コンピュータの画面上で行うのがほとんどです。コンピュータの画面上で行ったプログラミングをペッパーに送り、自分のプログラミング通りにペッパーが動く、ときには思い通りに動かず試行錯誤する、これがこの学習のポイントです。
これにより子どもたちの意欲が向上します。ペッパーの実際の動きを見て、発する言葉を聞き、もっとこうしたいという試行錯誤もさらに深まります。
Q 草津代表の2校の発表の概要を知りたい。
A 小学校では、学校の課題であるあいさつ運動をしてもあいさつができない、プログラミング教育に必要なローマ字入力ができない、この2点の課題を解決するための方法を考えました。
具体的には、あいさつ運動でペッパーがあいさつを返してくれるが、いろいろな言葉であいさつをする児童に対応させるプログラムを組んだ点が優れていると思います。
ローマ字については、クイズ形式でペッパーのモニターに表示されたローマ字に音声で答え、ペッパーが判定し正解を教えるというプログラムを組んでいます。
中学校は、自動車運転における危険問題について、標識を見逃すことと居眠り運転の2点を事故の原因と考え、その対応をペッパーに組み込みました。
ペッパーが標識を見て「こんな標識があった」と運転手に語り掛ける。ただし仮想であり、実際に車に搭載してペッパーが標識を見るわけではなく、標識があればこんな語り掛けを運転手にする、というプログラミングです。
居眠りについては、定期的にペッパーが話しかけます。返事がなければ起こす、返事をすればペッパーはおとなしくなる。「きっと眠いでしょうから歌を歌ってあげる」という展開で少し洒落を聞かせた設定になっています。
説明資料については、次の添付ファイルをご覧ください。
1 草津市プログラミングコンテスト表彰式・発表会(PDF:620KB)
2 亥年も“出会いのまち草津宿”から
・そうかんってだあれ??展
・くさつ・歴史発見塾「街道の往来」
・「冬の本陣~年のはじめ」かるたはじめ
草津宿街道交流館と史跡草津宿本陣の新春の催しをご案内します。
質疑応答
Q 山崎宗鑑はどんな歌を詠んでいたのか。
A 宗鑑が詠んだ句として残っているものが少なく、よくわかっていないのが現状です。当時宗鑑が詠んだ俳諧連歌は、庶民的でユーモラスなものが多く、俳句や川柳に繋がるものだと言われています。宗鑑が詠んだとされる辞世の句が芦浦観音寺にあり、
「宗鑑は いづこへと人の問うならば ちとようありて あの世へといへ」
という句で、亡くなったということを自分で表現している。宗鑑という人物はつかみどころのない人物であったと言われていますので、このように詠んだともいわれています。
草津市志那町の蓮海寺には句碑があります。
説明資料については、次の添付ファイルをご覧ください。
2 亥年も出会いのまち草津宿から(PDF:2,453KB)
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