市長定例記者会見(平成30年3月26日)
更新日:2018年5月8日
このページは、草津市政記者クラブ主催の市長定例記者会見の内容を広報課で整理・編集したものです。
日時
3月26日(月曜)午後2時から午後3時まで
場所
草津市役所記者室
1 草津文化の新たな幕開け!草津市文化振興計画の策定と文化振興フォーラムの開催
昨年7月に草津市文化振興条例を施行し、それを受けて具体的な事業や施策を盛り込んだ文化振興計画の策定に取り組んでまいりました。その内容と具体的な取り組み、フォーラムを開催いたしますのでご説明を申し上げます。
質疑応答
Q 秋のイベントはどのくらい計画が固まっているのか。
A 例年やってきた事業はある程度土台があります。また、星降る映画館も昨年実施した実績があるので、それをどうトータルでパッケージングし、草津の文化としてより魅力を出せるか、これからの課題です。
Q 28年度に実施した、策定に係る意識調査の対象者は。
A 計画の策定にあたり、対象を18歳以上の市民と小中学生に分けてアンケートをとっております。市内で活動している文化関係団体にも別途アンケートをとりました。市内在住の18歳以上の市民には郵送で配布・回収。無作為で抽出した3千人を対象とし、回収数は3割強。小中学生は各校1クラスを無作為抽出し、担任が配布・回収。市内小学校14校、中学校4校。文化団体には郵送で配布・回収。市内で活動している100の団体を対象に、回収数は55件。
Q これを踏まえての計画策定か。
A 課題抽出ということで、意識調査の中から出てきた本市の課題を、意識調査や本市をとりまく文化振興の現状を踏まえ、5つの点で整理をし、それを裏返して目標にしています。
Q アンケート結果で草津市独自の特徴などの分析は?重点的に取り組んでいるものは反応が良かったなど、これまでの施策とかどうか。
A 市が力を入れるべき文化振興施策として教育の充実を1番にあげています。これをうけて、重点プロジェクトの一つに若者を対象とした文化体験プロジェクトを入れています。市では、教育の充実、子育て支援の充実に力を入れており、文化でも後押しし、相乗効果をはかります。
説明資料については、次の添付ファイルをご覧ください。
1 草津市文化振興計画の策定と文化振興フォーラムの開催(PDF:1,451KB)
2 あおばな紙担い手セミナー
青花紙を生産している方が高齢になっておられ、存続が大きな課題になっております。
青花紙を生産するコースとアオバナを栽培するコースの2種類で参加者を募って、技術の継承をめざします。
質疑応答
Q 青花紙生産は何軒か。
A 3軒です。来年度は1軒になります。
Q アオバナを栽培しているのは。
A 数軒です。
Q 青花紙の使い道は。
A 染料屋に卸しています。このまま(青花紙の束)だと高価なものになるので小さな破片にして売っています。
Q 直接生産農家さんがマンツーマンで指導するのか。
A 連携して行います。
Q 文化財として残す上での課題は。
A 無形文化財として残せれば、と思います。青花紙を作る技術者という形で文化財にと思っておりますので、技術者がいなければ文化財として成り立たちません。
Q 一人前になるには何年かかるのか。
A 習得の技にもよるが、京友禅・加賀友禅の人間国宝と言われる方が使うようなものができるには10年ぐらいかかると思います。
Q セミナーとは。体験ではありませんと書かれているのは、覚悟してくださいということか。
A 説明会でもそのように説明しています。
A 技術を覚えてもらうのがセミナーで、そのセミナーに参加するために事前説明会に来て下さい、ということです。その事前説明会で「しんどいですよ」など伝え、それでも申し込んでくれる方に来ていただきたいと考えています。
説明資料については、次の添付ファイルをご覧ください。
1 あおばな紙担い手セミナー
1 あおばな紙担い手セミナー(PDF:1,188KB)
PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader DC(旧Adobe Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Adobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ