10月市議会臨時会　閉会

10時00分　10月臨時市議会が再会されました。
本定例市議会では、人事案件2件の議案を提案し、いずれも原案のとおり議決されました。
閉会にあたり、以下の内容を御挨拶しました。
今年の夏は猛暑に見舞われ、9月は日本の平均気温が観測史上最高となりました。このような気温の上昇は、二酸化炭素などの温室効果ガスの影響によるものとされているところですが、本市では、脱炭素社会づくりに向けて、令和3年12月に議会の皆様とともに気候非常事態宣言、ゼロカーボンシティを表明し、環境分野の取組を進めているところでございます。
本市の課題はこうした環境分野にとどまらず、子育てや福祉、教育の施策、インフラ整備の分野など、市政各般にわたって様々な諸課題がございます。
こうした課題の解決に取り組み、市民の皆様の生活を支えるために、第6次草津市総合計画を基軸にしながら、各種施策、事業を展開しているところでございます。
草津市は古くから東海道と中山道が分岐・合流する交通の要衝として発展し、昭和40年代から50年代にかけて大都市周辺のベッドタウンとしての役割が強まりましたが、現在は、昼間人口の方が多くなるなど、人口約14万人の湖国の中心都市にまで発展しました。
昭和29年の市制施行時の人口と比較すると約4.4倍の人口となりましたが、さらに、交通の要衝という特性を生かし、今後も国道1号バイパス、山手幹線の開通とともに、新名神高速道路の大津城陽間の開通が予定されるなど、近畿圏と中部圏を結ぶ交通の重要拠点としての役割をさらに強め、「滋賀県の新たな玄関口」として、多くの人が訪れ、本市の多彩な魅力を感じていただける場面が増えることが期待されるところです。
そのような状況の中で、多くの方に本市の魅力を感じていただき、将来の人口減少を食い止め、超高齢社会に備えながら、この「住みよいまち」をさらに発展させ、また、住む人、訪れる人、誰もが健幸になれるまちの実現に向けて、さらなる施策、事業を展開してまいりますので、議員各位には格別の御支援、御協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
結びにあたり、議員各位におかれましては、向こう4年間の任期にわたり、健康に御留意いただきながら、市民の負託に応えられますよう、更なる御活躍をお祈り申し上げまして、閉会に当たりましての挨拶とさせていただきます。