5月のアルバム

　新年度がスタートして1か月、園生活のリズムにずいぶん慣れ、こどものたちの表情に笑顔や余裕が出てきているようです。保育者や友だちの中で安心して自分の思いを出している姿や、友だちの名前を呼び合ったり誘い合ったりして、嬉しそうに遊ぶ姿があちらこちらで見られるようにもなってきました。

　こどもにとっての遊びは、心身の成長に欠かせない、食事や睡眠、排泄などと同じくらい重要なものです。こどもは年齢や脳の発達に合わせて様々な遊びを取り入れていきます。その中で、怪我をしたり、傷付いたりすることもありますが、次に失敗しないために一生懸命考え、行動し、解決策を見い出していきます。こどもたちの遊びを通して、保育者も共に喜び、共に考え、共に楽しみながら遊び環境を試行錯誤する日々です。

　夏野菜などの栽培活動がスタートしました。3歳児は花壇やプランター、4歳児・5歳児は個人の植木鉢や畑など、様々な形態を活用して、夏野菜の苗や花の種を植えました。特に、5歳児は、JAの方にご指導いただいてバケツ稲栽培にも挑戦します。栽培物との毎日の関わりの中で、変化を見つけ、探究心が刺激できるよう、栽培活動を楽しんでいきたいと思います。

　外部講師による手洗い指導を行いました。スライドを見ながら手洗いの大切さや方法を教えてもらい、講師の方の真似をしたり、真剣に話を聞いたりするこどもたち。4歳児・5歳児は実際に手洗いをする中で、きれいに洗えた手を嬉しそうに見つめる姿も……。今後も、自ら進んで手を洗う習慣を身に付けていきたいと思います。

　市役所の「わかばチーム」さんに来ていただき、4歳児・5歳児対象に交通安全教室を実施しました。交通ルールについての話を聞いたり、園庭で横断歩道や信号機を使って実践したりしたこどもたち。交通ルールを守るだけでなく、自分の命も周りの人の命も大切にする気持ちをもち続けてほしいです。