はしかわ市長のだいすきくさつ(令和4年8月)
更新日:2022年8月1日
文章は、「広報くさつ8月号」に掲載された内容です。
夏に草津を楽しもう
今年の夏は特に暑さが厳しく、少し動けば汗をかいてしまうほどです。お風呂で汗を流すのが心地好い、1日のご褒美のように感じる今日この頃です。
さて、皆様はこの夏をどのようにお過ごしでしょうか。草津市内には、歴史や自然が楽しめる名所があります。暑い日が続きますが、少し時間を作って、お出かけいただければと思います。
草津は全国で唯一、江戸時代の主要な五街道のうちの東海道と中山道が分岐・合流する宿場町として栄えてきた歴史があります。
JR草津駅東口から徒歩10分で、全国で現存する本陣の中では最大級の規模を誇る「国指定史跡 草津宿本陣」があります。靴を脱いで中に入ると、江戸時代にタイムスリップ。長い畳廊下や、上段の間は立派な造りになっており、さながら今でいう五つ星の高級ホテルです。VIPが宿泊することから、旅の疲れを癒す様々な工夫がなされており、お客様を第一と考えるおもてなしの原点を感じることができます。
そこから徒歩3分の「草津宿街道交流館」には、かつての草津宿のまちなみや旅籠を再現した模型もあり、子どもから大人まで江戸時代を堪能できます。今年は、「うばがもちや」当主収集のコレクションから、江戸時代の旅や街道に関する資料の展示を8月28日(日曜)まで開催します。
また、琵琶湖の烏丸エリアには、「琵琶湖博物館」があり、トンネル水槽ではまるで琵琶湖の底にいるような体験ができ、空中遊歩道の樹冠トレイルでは、琵琶湖が一望できます。水辺の生き物の観察会や昆虫の標本作りなども開催されますので、親子で楽しめると思います。
「水生植物公園みずの森」では、「水草と水生生物」をテーマに水草展を開催します。今まで知らなかった水草ワールドをお楽しみください(詳しくは、21ページをご覧ください)。
「道の駅草津」では、新鮮な農産物やお土産の購入ができますし、「水生植物公園みずの森」のハスソフトと「道の駅草津」のあおばなソフトの食べ比べも夏の思い出になりそうです。
まだまだ暑い日が続きます。こまめな水分補給を行うなど、熱中症にも十分気を付けていただき、必要な感染症対策を行いながら、今年の夏を元気で楽しくお過ごしください。
各施設での入館料などについては、ホームページで確認をお願いします。
新型コロナウイルス感染症については、市ではワクチンの4回目接種を実施しています。接種券をお送りしていますので、重症化予防のためにも、前向きな接種を検討いただきますようお願いします。