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6月のアルバム

更新日:2022年7月20日

スマタン~わたしたちスマイリー探検隊!~

今年度は、「身近な環境を面白がれる子どもと大人」を目指して保育をしています。
特に、より豊かに身近な環境、園外をはじめとする戸外の環境に関わっていくことを大切にしています。
園外保育(散歩)はマスコットキャラクターの『スマイリー』と『探検(たんけん)』を兼ねて、『スマタン』とし、子どもと大人が今まで以上に夢中になっている活動です。

5歳児のスマタン~ザリガニ釣り編~

園から葉山川沿いに琵琶湖に向かって、20分程歩いたところにメダカ池があります。そこで、ザリガニを発見!
なんとかして捕りたい子どもたち。そこで、後日、準備をしてみんなでザリガニ釣りに行くことを計画しました。
「本当に釣れるのかな?」半信半疑の子どもたちのやる気スイッチを押すべく、先生がユーチューブ風に『ザリガニチャンネル』を作成。
実際に保育者がメダカ池で何度も釣りに挑戦して、ザリガニをゲットする動画をみて、やる気満々になりました。
さっそくみんなで釣りに使うエサを考えました。
スルメや煮干しなど、これまでのザリガニ釣りの知識や経験から意見をだす子どもの他に、「オレンジ!僕も好きだから。」「トマト!ザリガニは体が赤いから。」など、自分なりに推測する子どもの意見も素晴らしいものです。
保育者はあえて答えを言わず、子どもたち自身で自分の考えが確かめられるように、当日できるだけ色々なエサを用意しました。

準備万端!次の日、いざメダカ池に出発。ザリガニ釣りに挑戦です。
目を凝らしてザリガニを見つけたら、そっとエサを落とします。
ザリガニチャンネルで見た通り、初めてのザリガニ釣りはそう簡単には釣れませんでしたが、根気強く粘り、ザリガニがヒットする子どもも。
割りばしで作った釣り竿で、初めて感じるザリガニの重みに感動する子どもの姿がありました。

出発前は、色々なエサを考えていた子どもたちですが、なかなか釣れず、釣れている友だちと同じエサに変え試す姿がありました。他にも、場所を変えたり、網で待ち構える役とおびき寄せる役に分かれたり、友だちと連携プレーで捕ろうとしたりする子どもの工夫する様子が素敵でした。子どもも大人も夢中になりました。
ちなみに一番釣れたエサはちくわでした。(断トツ!)

さて、「釣れたザリガ二をどうしようか?」5歳児みんなでザリガニ会議です。
池に返す派と飼う派に意見が分かれました。
池に返す派は「釣ったザリガニにもお父さんお母さんがいて、一緒にいた方が幸せだ。」
飼う派は、「ザリガニのエサも分かったし、水槽やザリガニが楽しく暮らせる場所を用意している。死なせず飼う自信がある。(この意見は一度死なせてしまった経験があるところからきています)」どちらにも言い分があります。
もちろん正解はありません。
大事なのは、正解を導きだすのではなく、意見の違う友だちと十分対峙する経験だとこども園では捉えています。
そのために、保育者はどんな意見も話していける雰囲気を大事にしています。
この時は、ザリガニの数を精選して飼育することになりました。
その後、再び釣りに行き、釣れなかった子どもも釣る経験ができました。
そして、メダカ池は、5歳児たちのとっておきの場所になりました。

4歳児のスマタン~クローバー畑へ なんだこれ!?面白いな~

楽しいこと大好き、元気いっぱいの4歳児さん。4歳児もスマタンが大好き。
6月は園の近くのクローバー畑に出かけました。

名前の通り、一面クローバーが咲いた素敵な場所ではありますが、4歳児さんは、バッタやテントウムシ、水がはった田んぼなど、色々な物に目を向けて、興味深々です。
その中で、黒くて地面にくっついたパリパリしたものを発見しました。
湿地に生えた苔のようなワカメのようなものを皆さんは見たことがありますか?
正式名「イシクラゲ」と言うそうです。パリパリしたものは、イシクラゲの乾燥したものでした。
よくみると空き地にたくさんこびりついていました。

好奇心旺盛な4歳児さんは、この不思議なイシクラゲをこども園に持ち帰ることにしました。
子どもたちは、イシクラゲの名前はもとより正体を知りませんので、「きっとお味噌汁のワカメやで」「なんでこんなところにワカメがあるんだろう」「海からカラスが咥えてきて、途中で落としたんちゃう?」など、4歳児なりに仮説を立てます。
「きっと水をかけるとブヨブヨになる。」と言った子どもがいました。その予想を確かめるべく、
みんなで不思議なワカメをほぐしてみたり、水をかけたりしてみました。
すると、予想通りイシクラゲは水を含むとブヨブヨに膨らみました。「ほーら!やっぱりな。」自分の仮説を確かめられてにんまり。
松ぼっくりやナメクジなど、水分を含んだ時と含んでいない時とでは、性質の違うものが世の中にはたくさんあります。
今回、子どもたちはワカメの正体は分かりませんでしたが、これから暮らしていく中で、同じような性質の物に出会ったとき
「あっ!あの時の!」と結びつき、ピンとくる姿を楽しみにしたいところです。

園庭で雨どいを使って流しそうめんごっこをしているところです。
そうめんに見立てた雑草をおはしで夢中でつかもうとしていました。
このように面白いこと大好き!好奇心いっぱいの4歳児さんです。
そんな子どもたちに負けないように、保育者も一緒に面白がって保育をしています。

3歳児のスマタン~小さな生き物に関わって 虫むしランドで遊ぼう~

少しずつ園生活に慣れ、行動範囲も広がり、興味や関心が保育室から戸外の環境へと移ってきています。
特に、ダンゴムシが大好きな3歳児さんです。

安全面から4,5歳児のように、園外にスマタンに出かけるのは、もう少し先になりそうな3歳児さん。
そこで、園外に出かけずとも、身近な環境から生き物に親しんでほしいと願い、3歳児のテラスと隣接している花壇を「虫ランド」として改造していくことにしました。

子どもたちが大好きなダンゴムシを呼び寄せるべく、まず、最初に落ち葉を敷いてみました。
しかし、日当たりが良すぎるせいか虫は集まってきませんでした。そこで、湿り気を保てるように植木鉢で日陰をつくり、そこに落ち葉を敷き詰めるようにしてみました。
すると、日が経つにつれ、一匹二匹と少しずつダンゴムシが集まってきました。
ダンゴムシの居場所づくり大成功!
3歳児の保育室の目の前ということもあり、毎日、期待して眺めていた子どもたちと先生は、大喜びです。「いっぱい隠れてる!」「かくれんぼ上手やな。」など、普段あまり言葉や感情を出しにくい子どもも、虫ランドに来ると「そんな声がでるの!?」というくらい自然に言葉が出て、気持ちがあふれます。
子どもと大人に憩いと発見をもたらす虫ランド。次は、バッタを虫ランドに呼びたいとイネ科の植物を育てているところです。
本来、花を育ててきた花壇に雑草を育てるなんて、奇妙な発想なのかもしれませんが、
箱庭のような虫ランドが子どもも大人も大好きです。
虫ランドはまだまだ構想中。今後の発展が楽しみです。

お問い合わせ

子ども未来部 笠縫東こども園
〒525-0023 草津市平井三丁目8番2号
電話番号:077-564-6595
ファクス:077-564-6595

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