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草津あおばな

あおばな写真

草津市の花「アオバナ」

あおばなは、学術名を大帽子花(オオボウシバナ)といい、つゆくさの変種です。特徴としては、つゆくさは、背丈が30~40cmぐらいですが、あおばなは約1mまで伸びます。6月下旬から8月下旬にかけて3~4cmぐらいのコバルトブルーの花を咲かせます。花は太陽に弱いため、昼前にはしぼんでしまいます。
主に「青花紙(あおばながみ)」の原料に使用するため江戸時代から栽培されてきたこのあおばなは、江戸時代から主に草津市で育てられて来た貴重な花で、草津市の花です。

青花紙(あおばながみ)」としての伝統

「青花紙」とは、あおばなの花弁から絞った汁を和紙に何度も塗り乾かし、色素を定着させたものです。あおばなの色素は水に溶けやすい性質を持っており、江戸時代からその性質を活かして友禅染や絞染の下絵描きの絵の具として、「青花紙」は使用されてきました。着物などの日本の伝統を支えてきたあおばなですが、現在は着物の需要の減少や、化学染料の登場、生産農家の高齢化などにより、存続が難しくなっています。

あおばなから発見された注目成分と食品への活用

あおばなは、昔から子どもの胎毒下し(たいどく-くだし)やひきつけの薬として使われていたとも言われ、のどの痛みなどの風邪の予防、神経痛やリュウマチなどに効果的な浴湯料としても使用されていたという歴史があります。多くの大学や研究機関でもその効能や可能性についての研究が進められ、現在も大阪薬科大学ではこの成分の研究が続けられています。

これまでの研究により、食後の血糖値の急激な上昇を緩やかにするデオキシノジリマイシン(DNJ)とジヒドロキシメチルジヒドロキシピロリジン(DMDP)という成分や、皮膚の活性化を図り、老化を防ぐ数種のフラボノイドなどが発見されています。また体内のインスリンの活性化を図ることが立証される一方、あおばなを食することで低血糖になったり、身体に害を及ぼすようなことが全く無いという安全性が立証されました。あおばなは、メタボリック症候群対策や健康維持にも大きな期待が寄せられています。

現在、お茶や珈琲、饅頭、クッキー、ソフトクリーム、ワイン、青汁など様々なあおばなの食品化が進められ、好評を得ています。また原材料となる「滅菌粉末」は、お茶や料理などにも混ぜて食することができることから、多くの方に愛用されています。

育て方について

 【開花時期】 6月下旬~8月上旬頃
 植え込みスタンド鉢でも標準プランターでも問題ありません
日当たり  半日以上直接日光の当たる屋外が好ましいです
水やり  土の表面が乾いたら水をたっぷりとあげてください
用土  有機質に富んだ水はけのよい土
肥料  緩効性肥料(油かすなど土中でその効果が長く持続する肥料)
栽培の注意  背丈が伸びたら(目安70cmから1m)支柱をたててささえてください

 あおばなの若葉は、サラダや和え物として食べることができます。

 花の観賞後は、葉や茎を天日干しにし、自家用あおばな茶として活用いただけます。

お断り

あおばなを食品加工する特許は、草津あおばな会が管理しております。
したがいまして、あおばなを無断で食品等に加工し販売することはできません。

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お問い合わせ

環境経済部 農林水産課 農林水産係 
〒525-8588 滋賀県草津市草津三丁目13番30号
電話番号:077-561-2347
ファクス:077-561-2486

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