はしかわ市長のだいすきくさつ 出会いの365日(令和元年9月)
更新日:2019年9月18日
文章は、「広報くさつ9月1日号」に掲載された内容です。
元気はまちのエネルギー
9月になりましたが、まだまだ暑い日が続きます。皆様、夏バテなどせず、お過ごしでしょうか。今月16日は敬老の日。永年にわたり社会に御貢献いただいた方々を敬愛し、その長寿を祝う日です。
超高齢社会といわれる昨今、多くのシニア世代の方が、地域で第二の人生を有意義に送りたい、これまで培った能力や経験を地域社会の中で生かしたいとお考えなのではないでしょうか。
平成29年度に実施した調査によると、65 歳以上の市民のうち、53.7%の方がなんらかの社会参加活動を行っておられるとのこと。健康づくりに励んだり、スポーツや趣味を楽しんだり、地域の行事に参加したりと、さまざまな活動にいそしんでおられるのが分かります。社会参加の活動で「新しい友人ができた」「生活が充実した」などの声があり、このような毎日を過ごすことが、まさに健幸につながる秘訣だと考えます。
今号の広報くさつの表紙でご紹介した囲碁教室での、シニアの方が子どもたちにいきいきと囲碁を教えておられる姿に、私も元気づけられます。また、各学区まちづくり協議会の広報紙などを拝見すると、60歳以上の方が対象のやすらぎ学級で積極的に学んでおられる姿、一生懸命いきいき百歳体操をしておられる姿、90歳を超えると思われる方が3名も参加されたというノルディックウオーキングの話題などがあり、私も皆様に負けてはおられぬと、さらに元気でありたいと思います。
一人が元気になると、周りの人も元気になります。元気な人がたくさん増えると、地域も元気になります。地域や市民の皆様の元気をエネルギーに、皆様と共に力を合わせて、ずっと健やかで幸せに暮らせるまちづくりを進めてまいります。