はしかわ市長のだいすきくさつ(平成27年10月)
更新日:2015年10月1日
文章は、「広報くさつ10月1日号」に掲載された内容です。
まちの未来を創造する国勢調査
9月13日に執行された草津市議会議員一般選挙で、24 人の新議員が決まりました。当選されました議員の皆様と共に、市民の皆様のさらなる幸せと草津市の発展に向けまして、二元代表制のもと頑張ってまいります。
さて、すでにインターネットで回答していただいた方も多いかと思いますが、今年は5年に一度の国勢調査の年です。10月1日を基準日として、普段日本に居住している人と世帯すべてを対象に実施され、1920(大正9)年に第1回調査が行われて以来、今年で20回目となります。
今回の国勢調査で、人口や年齢別の人口構成にどんな数字が出るのか注目しています。また、昼間人口や産業別就業者数、一人暮らし高齢者数などの把握は、地域の産業振興や少子高齢化対策をはじめ、さまざまな分野での施策に役立てることができますので、調査へのご協力をお願いします。
国の発表では、日本の人口は、2005(平成17)年に戦後初の減少となった後再び増加し、2007(同19)~2010(同22)年は1億2800万人前後で横ばいが続き、2011(同23)年に26万人の減少となり、以後継続して減少しています。一方、草津市では、2012(同22)年の国勢調査では13万874人で、2005年調査より9千715人増加しています。現在策定を進めています、まち・ひと・しごと創生の総合戦略で前提となる人口ビジョンでは、総人口は2040年に14万5千人、2060年に14万人の人口目標を設定することで検討を進めており、しばらく人口の増加が続くと見込んでいます。しかしながら、市内でもすでに人口減少が始まっている地域もありますし、今後迎える人口減少と超高齢化を見据えまして、市民の皆様にご協力いただいた国勢調査の結果を、教育や福祉、災害対策など、草津の未来をつくるために生かし、将来に夢や希望が持て、安心して暮らせる地域づくりに取り組んでまいります。