11月市議会定例会　閉会

10時　11月定例市議会が閉会されました。
本定例市議会では、補正予算8件、条例案件7件、一般議案4件、人事案件6件の25件の議案を提案し、いずれも原案のとおり議決されました。
閉会にあたり、以下の内容を御挨拶をしました。

早いもので、今年も残すところ、あと2週間となりました。振り返りますと、今年も様々な出来事がございました。
年明け2月には、ロシアがウクライナに侵攻し、多数の犠牲者が出るという悲惨で痛ましい事件が発生し、今なお厳しい状況が続いておりますが、一方では、北京五輪で日本がメダルを過去最多の18個を獲得するという、明るいニュースもあり、国内は大いに盛り上がりました。また、熱戦を繰り広げておりましたサッカーワールドカップでは、日本は惜しくもベスト16でしたが、多くの感動を与えてくれました。
本市においてもコロナ禍の中ではありますが、少しずつイベントも再開され、街に活気が戻り始めたように感じております。
4月には、「草津宿場まつり」が、規模を縮小して開催することができました。
6月には、キラリエ草津の開所1周年を記念した「キラリエマツリ」が、キラリエ草津の入居団体やキラリエサポーターの協力により盛大に開催されました。
7月には、台風やコロナの影響で中止を余儀なくされていた「草津ヨシ松明まつり」が5年ぶりに開催され、たくさんの皆様にお越しいただきました。また、南草津図書館が開館20周年を迎え、記念事業を行いました。
9月には、健幸都市くさつの取組として、「食と運動プロジェクト」や「みんなの健幸フェア」の実施、また、3年ぶりに「イナズマロックフェス2022」が開催され、約6万人の方のお出迎えをすることができました。
10月には「第1回健幸都市くさつランフェスティバル」や「アートフェスタくさつ2022」、11月には、「草津街あかり・華あかり・夢あかり」や「第10回みなくさまつり」を実施し、多くの方にお楽しみいただきました。
そして、11月30日には、「草津のサンヤレ踊り」がユネスコ無形文化遺産に登録されました。今回議決を賜りました予算を活用して、普及啓発への取組に対しまして支援をしてまいります。
また、議決を賜りました補正予算との関連で申し上げますと、本市のふるさと納税の返礼品で、市内企業・事業者の空気清浄機と近江牛に人気が集中している記事を新聞に取り上げていただきました。年末に向けてさらに積み上げ、多くの寄附金を市民の皆さまに還元してまいりたいと考えております。
こうした本市にゆかりのある企業・事業者、そして人が草津で育って輝けるよう、活力と魅力のあるまちくさつの実現に向けて第6次総合計画第1期基本計画の施策に引き続き取り組んでまいりますので、、議員各位には、変わらぬ御指導、御鞭撻をいただきますよう、お願い申し上げます。
さて、新型コロナウイルス感染症につきましては、県内において一日当たり1，000人を超える新規感染者数の確認が続いており、一週間当たりでは1万人に迫る状況となっております。これから忘年会や新年会など、人と接する機会が多くなる時期を迎えますことから、市民の皆様におかれましては、今一度、場面に応じたマスクの着用、密の回避、手指消毒など、基本的な感染症対策を徹底していただき、感染しない、感染させない行動をお願いいたします。来年も、引き続き新型コロナウイルス感染症対策をはじめとした、喫緊の課題解決に向けた施策を講じてまいります。
来年はうさぎ年、うさぎは飛びはねることから飛躍の象徴でありますので、さらなる飛躍の年としていただきますようお願い申し上げます。