市民の皆様へ（4月26日）

新型コロナウイルス感染症につきましては、全国では緩やかな減少傾向にありますが、新規感染者数は依然として高い水準で確認されている状況です。滋賀県においては、前週比で8週連続減少しておりますが、減少速度は非常に緩やかであり、依然として保育関連施設や介護関連事業所でのクラスターが確認されております。大型連休を週末に控え、滋賀県では昨日、滋賀県新型コロナウイルス感染症対策本部員会議を開催され、当面の間は「感染再拡大警戒期間」を存続し、県民の皆様に基本的な感染症対策の徹底を呼びかけられました。本市におきましても、緩やかな減少傾向が見られるものの、先週（4月17日から4月23日）は一日当たり平均して約35人の感染が確認されるなど、厳しい状況が続いております。
このことを受け、本市では本日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催し、現在の状況について情報共有を行うとともに、今後の対策について協議いたしました。
市民の皆様におかれましては、大型連休を迎え、旅行や外出、会食など、様々にお過ごしされることと思いますが、withコロナの中であることを、再度認識していただき、基本的な感染症対策を徹底していただいたうえで、お過ごしいただければと思います。
長期間にわたるコロナ禍において、皆様には御不便や御負担をおかけいたしますが、大切な命を守るため、感染しない、感染させない、家庭内にウイルスを持ち込まない行動に御協力をいただきますようお願いいたします。

新型コロナウイルスワクチンの接種につきましては、65歳以上の方への接種は進んでおりますが、若い方の接種が進んでおらず、特に本市においては18～19、20代30代の接種率は3割に満たしていない状況です。感染の抑制や重症化防止にはワクチンも有効な手段です。滋賀県では、大津市と彦根市にある大規模会場で若年層などを対象に3回目接種の優先接種枠を新設され、大型連休は祝日を含めて連日接種を実施されます。3回目未接種の方へ積極的な接種を呼びかけられており、希望される方は滋賀県ホームページから予約できますので、御確認ください。

これまで、市内における感染状況（市立小中学校、保育施設、市施設など）については、感染が判明した際に、市長メッセージやブログ、担当課ホームページなどで情報提供をしておりましたが、市長メッセージや担当課ホームページにおいては、オミクロン株の特性を踏まえ、今後は学校閉鎖、保育施設の全体休園、施設の閉鎖など、市民生活に大きな影響をもらたす事案に限り、情報配信することといたしました。（市長ブログについては、これまでと同頻度で情報配信していく予定ですので、御了承いただきますようお願いいたします。）

市内の新型コロナウイルス感染症の発生状況や市内の市立小中学校・保育施設における感染の状況および市職員や市管理施設における感染の状況は、下記「新型コロナウイルス感染症の市内の発生状況」のリンクを御確認ください。
市内の市立小中学校や保育施設での感染が確認された場合には、臨時休業や臨時休校、部分休園や臨時休園の措置を行っております。保護者の皆様におかれましては、御負担をおかけいたしますが、感染拡大防止のため、御理解と御協力をお願いいたします。