やぐらっこ通信6月
更新日:2025年8月7日
手話サークルさんとの交流
毎年、手話サークル「おたまじゃくし」さんとの交流をしています。
手や身振りで話をすると、耳の聞こえにくい人とも思いが伝わることを感じられる時間でした。国際色豊かな園ということもあり、色々なコミュニケーション方法を自然な形で学ぶことができました。
「手の動きを真似してみよう。」手話を使った歌遊びを楽しみます。3歳児は手話サークルの方と初めて出会いましたが、楽しんで真似っこ遊びができました。
4・5歳児は昨年度の事を少し覚えていて、「これであってるかな?」と、教えてもらった数字を手話で表しています。他にも天気や動物などの手話をお話やクイズを交えて教えてもらいました。
「拍手はこうするんだよ。」散歩の歌を手話で歌った後、みんなで拍手です!(手をひらひらさせます。)
野菜を育てる事といただくことは、貴重な体験です
4歳児のジャガイモの収穫です。大きさも色々ですが、何よりジャガイモの種類の中の、男爵とメイクインの形の違いに気付きました。
5歳児がジャガイモ掘りです。やさしく土の中をさぐるとたくさん出てきました。「これは男爵やねん。」と、ジャガイモの種類を感じながら掘ります。
3歳児も5歳児が掘り起こしている様子を見に行きます。「ジャガイモが土の中からたくさん出てきた!」と、まじまじと見ています。
5歳児が自分たちで育てた玉ねぎを収穫して、カレー炒めにしてもらったものを給食時に食べました。「うん、甘いしおいしいわ。」新タマネギの甘さを感じることができました。
4歳児がサツマイモの苗を植えています。「おひさまの方に葉っぱを向けるんだね。」と、向きを考えたりどこにサツマイモが出来るのかを考えて土の中に入れます。
毎年春と秋にまちづくり協議会の皆さんから花の苗をいただいています。4歳児が地域の梅村さんから「これはサルビアという花だよ。」と、優しく教えてもらって植えています。「大事に育てます!」
3歳児の様子
ビオラの花に寄ってきたツマグロヒョウモンの幼虫を飼育しています。「さなぎになってるよ。」興味津々で頭を寄せ合って見ています。
画用紙に色々な色や形の紙をのりで丁寧に貼っています。上手に貼れるようになりました。「これ、頭につけるねん。」
はじめての絵本貸し出しです。「どの本にしようかな。」選ぶことが嬉しい様子です。
ダイナミックに新聞を破いて遊びました。「集めるとお風呂みたい。」指先に力を込めて破ったり全身を動かしたりして集中して遊びました。
「タプタプや~。」砂に水を入れる加減でいろいろな感触になるので、確かめながら近くの友だちと思いを共有しながら楽しんでいます。
4歳児の様子
♪ひいふうみいでよっといで~♪矢倉こども園の歌は手話付きです。4歳児の子どもが3歳児クラスに出向いて教えます。3歳児の子どもも真似して歌っています。
「段ボールのお家は面白いよ。みんなで入ろう!」ちょっとした隠れ家的な場所はイメージが広がりやすく、子どもたちにも人気の場所です。
「プチプチに色を付けてコロコロすると色が変わって面白いんだ!」次から次へと色を足していって、変色を楽しんでいます。
5歳児の様子
ゆり組タウンのお店で、お客さんにわかりやすくするにはどうすればいいかを考えて、ひらがなで一生懸命書いています。友だちも見守り、字を書くことは憧れです。
部屋中がゆり組タウンとなっています。自分たちのアイディアがどんどん膨らんで細かいところまでリアルさが増しています。
「今日はここをがんばったよ。」「友だちが作るの助けてくれたから、いい感じになってきた。さくら組さん呼びたいな。」それぞれの思いを出し合い聞き合い、大事な時間です。
職員や保護者の研修
子どもの参観の後は、PTA人権同和教育講演会で保護者の研修です。講師の中邨満由美さんから、アサーティブコミュニケーション等、人権を大事にした人との関わりについて学びました。
水遊びの活動の前は、職員研修として心臓マッサージやAEDの使い方を確認します。安全な水遊びのために知識と実践力を高めます。
他園の先生方が保育を見に来られました。また、講師の京都橘大学の前田典子先生の話を聞きながら、共に学び合いました。
