くさつ絆プロジェクト～向こう3軒両隣推進運動～

　近年では全国的な少子高齢化や核家族化の進行など、世帯構造が変化する中で、地域活動に関心を持たない、関心があっても参加できないなど、これまでの地域コミュニティの希薄化が見られ、高齢者の孤独死や児童虐待なども大きな社会問題となっております。

　草津市においても例外ではなく、高齢者の割合が平成32年には4人に1人となり、さらに、世帯構造も単身世帯や小世帯の割合が増加し、核家族化が進行していくことが考えられ、地域コミュニティの再生を図ることが喫緊の課題となっています。

　また、未曾有の被害をもたらした東日本大震災のような想定外の災害を乗り越えるためには、日頃の訓練や備えはもちろんのこと、人と人とのつながり“絆”が大切であり、みんなが声をかけ合い、力を寄せ合い、人を気づかいながら、みんなで助け合う“地域の絆”をつくりあげることがこれからのまちづくりにとって一番大切なことです。

　このようなことから草津市では、日頃からみんなが声をかけ合え、困ったときは助け合える「くさつ“絆”プロジェクト　～向こう3軒両隣推進運動～　」を草津市自治連合会の協力と連携のもと展開し“地域の絆”をつくりあげるため「町内会名簿づくり」を推進します。