第63回ふるさと草津俳句会

市教育委員会では、歴史あるふるさと-草津-の四季折々の姿を俳句を通して感じてもらい、俳句に対して誰もが気軽に親しみ、関心を高めてもらうため「ふるさと草津俳句会」を開催し、入賞句を掲載しています。

選者：石倉　政苑先生

「第63回ふるさと草津俳句会」選句結果（敬称略）

注記：掲載の都合上、常用漢字を使用させていただいております。

自由句（投句数（80句）

特選

趣味多きことの幸せ春うらら　　多賀 信子（草津市）

【選評】
年を重ねても、趣味が多いことは大変すばらしいことです。友人も沢山出来、作者の豊かな人生、春のような生き方に拍手。

入選

雪の朝靴紐固く締め直し　　大條 啓子（草津市）
山茶花(さざんか)の散りて鴎外屋敷跡　　伊藤 かほり（草津市）
紅梅や二世帯らしき棹(さお)のもの　　田村 とみ子（草津市）

兼題句　兼題「蕗(ふき)の薹(とう)」（投句数83句）

特選

古き良き天井川の蕗の薹　　杉本　安治（草津市）

【選評】
天井川の役目は終えたが、遊歩道として残り、遠近に芽を出す蕗の薹。沢山の人達が集う公園となっていて、昔をなつかしむ。

入選

庭隅に見つけ嬉しい蕗の薹　　藤本 専修（草津市）
香り立つ蕗の薹味噌母の味　　三谷 千代美（草津市）
川堤日向の香り蕗の薹　　山本 洋一郎（草津市）

兼題

「柿若葉（かきわかば）」

投句方法

草津市役所1階、各図書館、草津クレアホール、福複センター（渋川まちづくりセンター）に設置の投句箱に投句していただくか、生涯学習課あてに郵送、ファクス、Eメールにて投句してください。

投句用紙

所定の投句用紙を用意していますが、俳句・住所・氏名・年齢・電話番号を記入していただければ、任意の用紙でも受け付けます。

投句締切

令和5年5月31日（水曜）　【令和5年8月号『広報くさつ』掲載予定】

投句料

無料

担当課

草津市教育委員会事務局　生涯学習課　「ふるさと草津俳句会」係

詳しくは、下記のファイルをご覧ください。