大会3連覇!目指すは世界!山本亜美選手
更新日:2023年7月25日
日本陸上競技選手権大会
今年6月1日から4日まで大阪市のヤンマースタジアム長居で開催された、第107回日本陸上競技選手権大会。
陸上競技でトップクラスの選手たちが競うこの大会、出場できるのは前回大会の優勝者や、一定の基準をクリアした選手のみという、文字通り日本の陸上競技のトップアスリートたちが集う大会としても知られています。
女子400メートルハードル 3連覇
過去2大会連覇で今年の大会に挑んだのは、草津市出身で、現在も市内で活動する山本亜美選手(立命館大学)。
今年は、2位までに入れば日本代表にも手が届くことから、これまで以上に勝ちにこだわったとのこと。
結果は見事優勝!そして大会3連覇!
今までで一番勝ちにこだわり勝ち取った優勝は、今までで一番うれしかったそう。
草津市民スポーツ大賞表彰
草津市では、全国や世界の大会などで、優秀な成績、成果をあげられた選手に、「草津市民スポーツ大賞」をお送りしています。
過去には、東京オリンピック女子競泳優勝の大橋悠依選手や同パラリンピックトライアスロン銀メダリストの宇田秀生選手をはじめ、国体で優勝された板橋選手、西田選手など、そうそうたる選手の方々が受賞されています。
もちろん、山本亜美選手も去年の日本陸上2連覇の際に受賞。今年の3連覇で2度目の受賞となりました。
舞台は世界へ!
陸上競技の成績は、年度ごとに試合での成績などをポイントでカウントし、大きな大会などは、その合計ポイントで出場資格が得られます。
今年は上位をキープしている山本選手。6月の大会後、ゆっくりと休む間もなく、7月12日からタイのバンコクで開催のアジア陸上競技選手権大会へ出場。 続けて8月開催のワールドユニバーシティゲームズに出場のため中国へ向かうとのこと。
大会が続く中でのコンディションの調整が大変ではないかとの問いにも、「今年はポイントを得られて良い位置にきているので、このまま来年につなげることができるよう頑張る」と状態の良さを話してくださいました。
来年のパリ五輪について、「今までオリンピックは憧れだった。でも今は目標。」と力強い言葉を聞くことができました。
パリの空の下、オリンピックの大舞台で山本亜美選手の笑顔が見られるよう、心から応援しています。