インターネット社会を生きるみなさんへ
更新日:2020年7月31日
ネットは便利だけど・・・大丈夫?
情報化社会は、日々大変なスピードで変わり続け、その便利さから、多くの中学生がスマートフォンやタブレット端末を利用しています。
しかし、ネット依存や誹謗中傷、個人情報の流出など、問題に巻き込まれる危険性もあり、正しい使い方を学ぶ必要があります。
そこで、6月18日、市立玉川中学校で、情報モラル学習会「ケータイ依存、ネットいじめ、個人情報の流出につながらないための正しい使い方について」が行われました。
正しく理解しよう
玉川中学校では、毎年この時期に、インターネットの危険から守るための授業を行っています。
今年は、新型コロナウイルス感染症対策で、全校生徒が一斉に集まることができないため、1つの教室で授業を行い、その模様を全教室にライブ配信するというかたちで行われました。
まず、生徒たちに最も使われているであろう「ライン」を中心に、「インスタグラム」や「フェイスブック」、「ツイッター」などのSNSについて説明がありました。
SNSの危険性を知ろう
すべてのSNSに共通していること、それは、「一度書き込んだ言葉や掲載した画像は消せない」ということ。
不用意に書き込んだり、軽い気持ちで画像を掲載したりすると、削除をしても、自分の知らないところで残り続けるかもしれない危険性が紹介されました。
プロフィール画像に自分の顔写真を使用しないことやその背景にも注意すること。情報が漏れないための設定をしっかり確認すること。
自分自身を危険から守ることはもちろん、自分から漏れた情報の中には家族や友人の大切な情報も含まれていることを忘れないように。
情報が漏れないための設定方法について操作画面を表示しながら詳しく説明されます。
できることと、してよいことは、違う
各教室から送信されてきた質問に講師が答え、代表生徒の「今回学んだことをちゃんと覚えてSNSに参加したい」という感想と感謝の言葉で授業は締めくくられました。
「できることと、してよいことは、違う」ということをしっかり心にとどめ、ますます進化し、より身近になるであろう情報化社会で、自分や周りの人たちを守ってほしいと思います。