草津PAと連携した滋賀県南部エリア活性化基本構想

　滋賀県南部の草津パーキングエリア(PA)周辺は、名神・新名神高速道路、山手幹線等の広域的な道路ネットワークに加え、医療・福祉・学術・産業等の様々な機能を有するびわこ文化公園都市があり、市内外から多くの人が訪れる恵まれた環境を有しています。
　また、今後は新名神高速道路や山手幹線の延伸、平野南笠線の事業が予定されるなど、当該エリアの持つポテンシャルはさらに高まる見込みです。
　草津PA周辺エリアのポテンシャルを最大限に活用し、その効果を広く波及させることによって、滋賀県南部エリアの活性化を推進するため、本構想を策定しました。

「滋賀県南部エリアの新たな玄関口として、交通環境が充実し、多様な主体による交流が生まれ、その活力が広域に波及するにぎわいと安全・安心を実感できるエリア」

将来ビジョンの実現に向けて取り組む基本方針を次の3つのとおり定め、草津PAと連携し、それぞれに沿った具体的な取組により、にぎわいの創出、安全・安心の享受、交通環境の充実を図る
「にぎわい・活力」の創造：地域、大学、企業が交流し、地域外からの訪問者も集うサードプレイスによりにぎわい創出
「安全・安心・防災」の充実：集積した医療・福祉、道路ネットワークを生かした安全・安心の享受
「交通・交流」の向上：新たな玄関口としての公共交通の利便性向上による、エリア及び周辺の交通環境の充実

草津PAと連携した滋賀県南部エリア活性化基本構想を策定するにあたり、学識経験を有する方等から意見、助言等を求めるために開催しました。