はしかわ市長のだいすきくさつ(令和5年5月)
更新日:2023年5月1日
文章は、「広報くさつ5月号」に掲載された内容です。
風水害への備えと助け合い
今年の春は行動制限がなく、各地で久しぶりに花見が行われ、美しい桜を満喫された方も多かったのではないでしょうか。
草津市でも、草津川跡地公園de愛ひろばを中心に「くさつ桜まつり」が開催され、御倉町地先の三角地公園では「草津川557フェスタ」も開催されるなど、各地でにぎわいが戻ってきており、大変うれしい気持ちになります。
今月の特集では、風水害に対して未然に備える取組を紹介しています。
近年、全国各地で頻発している大雨や暴風などの異常気象で、多くの尊い命が失われています。
自然災害は私たちの想像を超える力で襲ってきますが、日頃から防災・減災対策に取り組むことで、被害を最小限に抑えることが可能です。一人一人が平時から「草津市洪水・内水ハザードマップ」を確認し、自宅の災害リスクや自身の周りにどのような災害の危険があるのかを考えるとともに、必要な情報の収集方法を含め、万が一の風水害などの災害への備えの確認をお願いします。合わせて「防災ハンドブック」をご活用ください。
また、災害が発生しても行政機関からの救助・援護がすぐに行えない場合が想定されます。
地域には、災害発生時に高齢者や障害者の方々をはじめ、何らかの手助けが必要な「災害時要援護者」がおられ、地域と情報を共有することで、災害時の安否確認や避難誘導に役立てる「災害時要援護者登録制度」があり、市では登録を呼びかけています。避難に不安を抱えておられる方は、登録をご検討ください(詳しくは3ページをご覧ください)。
えふえむ草津で、第1・3火曜(放送12時~13時。再放送は当日の20時~21時など複数回あり)に放送しているHappyBOUSAiは、安全・安心に役立つ情報をお届けしていますので、情報源として、ご活用ください。
災害時、誰も取り残さないためには、行政機関による「公助」だけでなく、自らの命を守る「自助」、地域でのつながりをもつ「共助」の連携が必要不可欠です。災害に強いまちにするためにも、皆様には引き続き、防災・減災意識を高め、日頃から災害へ備えていただきますようお願いいたします。