草津市認知症シンポジウム
更新日:2021年7月17日
2021年7月17日
9時30分 草津市認知症シンポジウムを開催し、御挨拶しました。
近年、高齢化の進展に伴い、我が国の認知症の方の数は増加しており、団塊の世代が75歳以上となる令和7年には約700万人となり、65歳以上の高齢者の約5人に1人に達すると見込まれております。
本市では、認知症の方とその御家族が安心して生活できるまちを実現するために、令和2年7月に「草津市認知症があっても安心なまちづくり条例」を制定いたしました。認知症に関する条例は全国的にも珍しく、県内で初の取組となりました。
さらに、条例の制定に先駆けて、認知症の人が偶然の事故によって、他人のものを壊したりして、法律上の損害賠償責任が発生した場合に、市が加入する保険により、最大1億円を補償する「認知症高齢者等個人賠償責任保険事業」を開始するなど、認知症の方とその御家族が安心して住み慣れた地域で暮らし続けることができる取組を進めています。
本シンポジウムに御参加いただきました皆様におかれましては、今まで以上に認知症について身近に考えていただき、「我が事」として捉えていただく機会となることを願っております。
13時15分 第10回人と環境にやさしい交通をめざす全国大会in滋賀にオンラインで出席し、御挨拶しました。
当大会は、人と環境にやさしい交通まちづくりを実現するために、市民・企業・専門家・行政関係者等の幅広い分野の方々が全国から集まり、意見・情報交換・交流を図る場として開催されており、コロナ禍でオンラインでの開催ではございますが、今回で10回を数える記念すべき大会を、本市を開催地としていただきましたことに感謝申し上げました。
本市は古くから東海道と中山道が分岐・合流する地でもあり、交通の要衝としての性格は現在も変わらず、名神、新名神の高速道路、国道1号、JR東海道本線、草津線などの幹線が通る街であります。JRでは草津駅、南草津駅の2つの駅を有し、その利用者数は滋賀県において1位、2位となっております。
また、平成28年度には南草津駅と立命館大学を結ぶ連節バスを2台導入し、公共交通の利用促進を図っているところであり、この連節バスは、まちと街を結ぶ、人と人を結ぶという意味を込めて「ジョイントライナー」という愛称であります。
今回の全国大会におきましても、オンラインという形で、草津市と参加されている皆様の街を結び、参加されている皆様同士を結ぶというジョイントの大会となることを期待しており、本市の交流人口、関係人口となっていただきますようお願い申し上げました。