はしかわ市長のだいすきくさつ(令和3年5月)
更新日:2021年5月1日
文章は、「広報くさつ5月号」に掲載された内容です。
新しい年度を迎えて
今年の春は天候に恵まれ、市内の桜は見事に咲き誇りました。小・中学校やこども園、幼稚園、保育所などでは、入学式や入園式が行われ、新しい年度が始まりました。新しい生活を始められた皆さんは、希望と不安が入り交じった心境のことと思います。
昨年の5月は、新型コロナウイルス感染症により国の緊急事態宣言が全国に拡大され、本市でも市立幼稚園やこども園(教育認定)、小・中学校が休園や休校し、多くの公共施設も休館、利用停止などを行い、感染拡大防止に取り組んでいました。
その後、感染は増減を繰り返し、現在、変異ウイルスと第四波で、都市部を中心に感染者が急増しており、予断を許さない状況が続いています。
そのような中、本市におきましても、先月25日から、65歳以上の人を対象としたワクチンの集団接種を始めました(詳しくは2ページでご案内しています)。国からのワクチン供給量が限定的で、今後の見通しが困難な状況ですが、草津栗東医師会やびわこ薬剤師会のご協力を得ながら、安全かつ円滑なワクチン接種に取り組んでまいりますので、ご理解をお願いいたします。ワクチン接種予約に当たっては、予約の電話などが殺到し、電話がつながらないなど大変ご迷惑をお掛けしていますが、ワクチン供給量が増加してきましたら、予約枠を追加してまいります。
本年度は、令和14年度を目標年次とする第6次草津市総合計画のスタートの年でもあります。我が国では、人口減少や少子高齢化の進行、地球温暖化による自然災害の激甚化、感染症の世界的大流行、社会のデジタル化など、急変する社会情勢への対応が求められています。
本市の人口も、令和12年の147,400人程度を最大に、その後は減少に転じると見込んでいます。第6次草津市総合計画では、将来のビジョンとして、「ひと・まち・ときをつなぐ 絆をつむぐ ふるさと 健幸創造都市草津」を掲げています。これからも、行政だけでなく、市民の皆様や地域、団体、民間企業とも連携しながら、みんなが健やかに幸せに暮らせるまち、誰もが健幸になれるまちを創ってまいりましょう。
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