はしかわ市長のだいすきくさつ(令和4年3月)
更新日:2022年3月1日
文章は、「広報くさつ3月号」に掲載された内容です。
より豊かな人生を送るために
昨年の夏に開催され、大いに盛り上がりました東京オリンピック・パラリンピックに続き、先月は北京で冬季オリンピックが開催されました。日々の報道では厳しい話題が多い状況ですが、選手の活躍に、元気づけていただきました。
さて、新型コロナウイルス感染症の影響により、社会のデジタル化(情報化)が急速に進んでいます。ICT(情報通信技術)を活用した在宅での勤務や、非対面での会議の開催など、働き方にも変化がみられるようになりました。行政サービスにおいても、ICTの活用が広がっており、本市でも、市役所の窓口に来ていただくことなく、各種の手続きや相談ができるよう、取組を進めています(詳しくは、4・5ページをご覧ください)。国や企業とも連携しながら、デジタルの活用に不安のある方に配慮し、誰もがデジタルを利用できる仕組みづくりを目指してまいります。
また、近年、ウェルビーイングといわれる、生きがいや健康、幸福を重視する考え方が高まっていて、本市ではこれまでから「健幸都市」の取組を進めています。人生をより豊かに生きるため、ウェルビーイングに必要な視点の一つとして、人生100年時代に向けた生涯学習の重要性がいわれています。好きなこと、得意なこと、人の役に立つことで社会参加を続けていくことが必要とされており、本市でも、学習ボランティア活動の人材バンク「ゆうゆうびとバンク」を設けていますので、身近な学びに活用いただければと思います(詳しくは7ページをご覧ください)。
新型コロナウイルス感染症につきましては、依然として不安な状況が続いています。市民の皆様には、発熱やのどの痛みなどの症状がある場合は、お近くの医療機関に電話で相談いただき、指定された方法で受診いただくようお願いします。また、混雑した場所や感染リスクが高い場所への外出は控えていただき、手洗いや手指の消毒、マスクの着用、換気の徹底、密閉・密集・密接の回避など、基本的な感染症対策を、家庭や職場で今一度徹底してください。これらの感染症対策については、ワクチン接種後も、継続をお願いします。
市においては、3回目のワクチン接種を進めています。追加接種の接種券が届いた方や未接種の方は、発症予防、重症化予防などの観点から、ワクチンの種類にかかわらず前向きな接種の検討をお願いします。