はしかわ市長のだいすきくさつ（令和4年2月）

文章は、「広報くさつ2月号」に掲載された内容です。

食で子ども達の成長を支えます

　暦の上では春を迎えましたが、寒い日が続いております。皆様には体調の管理に、ご注意いただければと思います。
　先月5日に、草津市第二学校給食センターの開所式を執り行い、3学期から市内の公立中学校でも給食の提供を開始しました。生徒からは、温かい給食がうれしいとの声とともに、これまで弁当を作ってくださった親への感謝の声を聞いています。中学校給食は、平成27年度に保護者の声や社会情勢の変化などを踏まえ、給食を実施する方針を決定、平成28年度に草津市中学校給食実施基本計画を策定し、進めてまいりました。献立には、ベジクサといわれる、近畿最大級の施設野菜産地である草津市産の野菜や米の他、滋賀県産の農作物を使用し、食文化や季節感を大切にしながら、和食献立や減塩献立など栄養バランスの取れた給食を提供し、子ども達の健全な成長を支えてまいります。現在は感染症対策として、生徒達は給食を黙食していますが、早く楽しい学校生活が戻ることを願っています。
　新型コロナウイルス感染症については、急激に感染が拡大し、不安な状況が続いています。市民の皆様には、混雑した場所や感染リスクが高い場所への外出は慎重にしていただき、手洗いや手指の消毒、マスクの着用、換気の徹底、密閉・密集・密接の回避など、基本的な感染症対策を、家庭や職場で今一度徹底してください。また、感染症対策については、ワクチン接種後も、継続をお願いします。
　ワクチン接種については、国からの供給量や政府方針に応じて取り組んでまいります。追加接種の接種券が届いた方や未接種の方は、発症予防、重症化予防などの観点から、ワクチンの種類にかかわらず前向きな接種の検討をお願いします。