はしかわ市長のだいすきくさつ(令和3年8月)
更新日:2021年8月1日
文章は、「広報くさつ8月号」に掲載された内容です。
災害への心構えを高めましょう
先月は、静岡県をはじめ、全国各地で豪雨による甚大な被害が発生しました。お亡くなりになられた方に、心よりお悔やみ申し上げますとともに、被災された方にお見舞い申し上げます。
国では、大きな被害を出した令和元(2019)年の台風19号の教訓をもとに、災害対策基本法を改正し、それまでの「避難勧告等に関するガイドライン」を名称も含め改定し、「避難情報に関するガイドライン」として5月に公表しました。台風19号の際には、東日本を中心に広い範囲で記録的な大雨となり、全国各地で140カ所を超える堤防決壊や、900カ所を超える土砂災害が発生するなど、甚大な被害が出ました。被害の検証では、避難勧告などが発令されていたものの、避難をしなかったことや、避難が遅れたことによる被災、豪雨・浸水時の屋外移動中の被災、また高齢者などの被災が多くみられ、行政による避難情報が分かりにくいとの課題がありました。これを受け、ガイドラインでは、「避難勧告」と「避難指示(緊急)」が「避難指示」に一本化されました。(詳しくは、4~7ページをご覧ください)また、皆様には、6月に広報紙と一緒に配布しました「草津市洪水・内水ハザードマップ」もご確認いただき、日頃からの災害に対する備えとともに、いざという時の避難について、確認をしておいてください。
新型コロナウイルス感染症のワクチン接種につきましては、65歳以上の希望者の接種をほぼ完了しました。先月7日には16歳から64歳までの接種券を発送し、重症化リスクを考慮し、基礎疾患のある方や高齢者施設の従事者、年齢層の高い方から予約を順次開始しています。市からの接種券は、大規模接種会場や職域接種会場でも使用いただけます。しかし、7月以降の国から市へのワクチン配分が少なく、限定的な供給となったため、接種計画を見直しせざるを得ない状況となり、市役所と近江草津徳洲会病院での集団接種会場の予約枠数の縮減や、64歳以下の方の地域の医療機関での個別接種の新規受付を休止しています。今後国から安定的にワクチン供給されるようになりましたら、接種が加速できるよう進めてまいりますので、ご理解をお願いします。(詳しくは8ページをご覧ください)
関連リンク
水害・土砂災害の防災情報の伝え方が変わりました。(令和3年5月20日~)
「草津市洪水・内水ハザードマップ」を更新しました(令和3年6月)
