日本遺産認定「芦浦観音寺・草津のサンヤレ踊り」
更新日:2025年5月1日
芦浦観音寺・草津のサンヤレ踊りが日本遺産「琵琶湖とその水辺景観―祈りと暮らしの水遺産」に認定されています
日本遺産とは地域の歴史的魅力や特色を通じて文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産」として文化庁が認定するものです。地域に点在する遺産を面として活用し、発信することで、地域活性化を図ることを目的としています。
平成30年5月24日に、「芦浦観音寺」と「草津のサンヤレ踊り」が日本遺産「琵琶湖とその水辺景観―祈りと暮らしの水遺産」に追加認定されました。
芦浦観音寺
所在地:滋賀県草津市芦浦町445
寺伝によると、聖徳太子開基、秦河勝創建の名刹です。草津市北部、東は中山道の守山宿、西は志那港に出る水陸両交通の要衝に立地。応永15年(1408)に歓雅が天台宗寺院として中興し、現在まで法燈をつないでいます。安土桃山時代から江戸時代中期にかけて、豊臣・徳川の近江支配に深く関わり、
表門
重要文化財 観音寺阿弥陀堂
草津のサンヤレ踊り
草津市内の7つの地域(
7つの地域ごとに衣装や踊り方・踊りのリズムなどが異なりますが、鮮やかな衣装や法被を身につけた踊り手の周りを、うちわや鳴り物を持った人々が取り囲み、短い
災いを祓うとともに五穀豊穣などの願いをこめて、市内各地の神社祭礼で踊られ、「サンヤレ」という言葉の語源は分かっていませんが、「幸あれ」という意味だとも言われています。
サンヤレ踊りの起源については明らかになっていませんが、楽器の構成などから、中世(室町時代後期頃)に京都を中心とした近畿圏で流行した「
矢倉のサンヤレ踊り
志那のサンヤレ踊り
日本遺産ポータルサイト
日本遺産ポータルサイト「琵琶湖とその水辺景観」(外部リンク)
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