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日本遺産に認定された芦浦観音寺・草津のサンヤレ踊り

更新日:2019年5月29日

芦浦観音寺・草津のサンヤレ踊りが日本遺産「琵琶湖とその水辺景観―祈りと暮らしの水遺産」に認定されています。

 日本遺産とは地域の歴史的魅力や特色を通じて文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産」として文化庁が認定するものです。地域に点在する遺産を面として活用し、発信することで、地域活性化を図ることを目的としています。
 平成30年5月24日に、「芦浦観音寺」と「草津のサンヤレ踊り」が日本遺産「琵琶湖とその水辺景観―祈りと暮らしの水遺産」に追加認定されました。

芦浦観音寺

所 在 地:滋賀県草津市芦浦町445
 寺伝によると、聖徳太子開基、秦河勝創建の名刹です。草津市北部、東は中山道の守山宿、西は志那港に出る水陸両交通の要衝に立地。応永15年(1408)に歓雅が天台宗寺院として中興し、現在まで法燈をつないでいます。安土桃山時代~江戸時代中期にかけて、豊臣・徳川の近江支配に深く関わり、船奉行(ふなぶぎょう)として琵琶湖の湖上交通を掌握しました。石垣や土塁を配するなど、城郭を思わせる特異な景観を有し、境内全体が堀で囲われる、水と暮らしが密着する往時の姿を今も見ることができます。

草津のサンヤレ踊り

 室町時代後期以来近畿地方に流行した 拍子物(はやしもの)(囃子物)の系譜をひく 風流芸能(ふりゅうげいのう)で、水難や水害などの災いや疫病(えきびょう)を追い払うとともに、地域で大切にされている水を敬い、水の恵みから得られる農作物を守るため五穀豊穣を祈ります。
 草津のサンヤレ踊りは5月3日に行われ市内7地域(草津市矢倉、下笠町、志那町、志那町吉田、志那中町、片岡町、長束町)に伝承されてきました。平成5年には国の無形民俗文化財に選択されています。神社や町内の各所で場所を移しながら、花笠やたすきをした子ども達が踊りの中心となって行列をつくり、(かね)・太鼓・笛・ササラ・スッコなどの楽器を打ち鳴らすとともに、賑やかに(はや)し立てながら短い踊りが繰り返し行われます。

矢倉のサンヤレ踊り

 踊りは、若宮八幡宮・立木神社中心に行われ、3歳から70代の人々が参加しています。衣装は、子どもが鮮やかな花笠と衣装、大人は(かみしも)を着ます。2年に1度行われています。

下笠のサンヤレ踊り

 踊りは、老杉神社を中心に行われ、6歳から40代の人々が参加しています。衣装は、子どもが鮮やかな花笠と衣装、眉間(みけん)に朱をつけます。大人は飛龍文(ひりゅうもん)波文(なみもん)が入った衣装を着ます。

片岡のサンヤレ踊り

 踊りは、印岐志呂神社を中心に行われ、小学校3年生から40代の人々が参加しています。衣装は、シンプルな黒襟の白い法被(はっぴ)と、太鼓打ちは友禅染の裂地(きれじ)の法被を着ます。

長束のサンヤレ踊り

 踊りは、春日神社、印岐志呂神社を中心に行われ、小学校高学年から60代の人々が参加しています。衣装は、花笠に手甲(てっこう)脚絆(きゃはん)、長着にたすきをつけ、大人は黒襟の白い法被を着ます。3年に一度行われています。

志那のサンヤレ踊り

 踊りは、志那神社を中心に行われ、中学1年生から25歳くらいまでの人々が参加します。衣装は、シンプルな白い法被に黒い帯を締めます。太鼓打ちなどの動きにキレがあります。

吉田のサンヤレ踊り

 踊りは、三大神社を中心に行われ、中学生から35歳くらいまでの人々が参加します。衣装は、シンプルな白い法被に黒い脚絆、太鼓打ちはたすきをつけます。砂ずりのフジの前で踊ります。

志那中のサンヤレ踊り

 踊りは、惣社神社を中心に行われ、小学6年生から高校3年生が参加します。衣装は、シンプルな黒襟の白い法被と桃色の法被を着ます。「所望(しょもう)、所望」の掛け声で歌や踊りのテンポが速くなります。

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。歴史・伝統で魅せる 薫風の草津~草津のサンヤレ踊り~(外部リンク)

お問い合わせ

教育委員会事務局 歴史文化財課 文化財保護活用係
〒525-8588 滋賀県草津市草津三丁目13番30号
電話番号:077-561-2429
ファクス:077-561-2488

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