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「上笠天満宮講踊」について詳しく知ろう!

更新日:2022年12月16日

上笠天満宮講踊は、県の選択無形民俗文化財に指定されている芸能で、毎年10月下旬に上笠天満宮(上笠一)で行われる祭礼です。
雨乞(あまご)いや五穀豊穣(ごこくほうじょう)の祈願とまたはその御礼踊りとして行われています。
上笠天満宮講踊も、草津のサンヤレ踊りや渋川の花踊りと同じように、室町時代頃に近畿地方で盛んに踊られた「風流踊(ふりゅうおど)り」の系統に属する民俗芸能で、地元に残る資料から少なくとも約170年以上の歴史を持ち、江戸時代前期には踊られていたものであることが分かっています。
かつては時期を定めず、不定期に奉納されていたようですが、現代では毎年10月下旬に行われています。

当日は、花笠をかぶった踊り子たちが拝殿を囲むように輪になり、その中で花笠をかぶり、青・黄・桃色の三色のタスキをかけ、黒地の手甲や裁ち付け袴、黒足袋に草履を履いた「シンボウウチ」と「太鼓打ち」と呼ばれる役者が小歌に合わせて飛び跳ねるように踊ります。
シンボウウチと太鼓打ちは衣装はほとんど同じですが、シンボウウチは手に軍配を持ち、太鼓打ちは胸の前に太鼓を固定しています。
また、同じ太鼓打ちでも大人と子供は袴の柄が異なります。

お問い合わせ

教育委員会事務局 歴史文化財課 文化財保護活用係
〒525-8588 滋賀県草津市草津三丁目13番30号
電話番号:077-561-2429
ファクス:077-561-2488

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