広報課員が老上小学校の出前授業に行きました!
更新日:2022年12月21日
スクールESDくさつプロジェクト
ESD(Education for Sustinable Development)=持続可能な開発のための教育。
これは、ユネスコの主導で推進されてきた、未来志向の教育をいいます。
つまりは、身近なところから行動をおこし、学び、そこで得たものを実生活に生かす、ということです。
草津市では、令和12年度(2030年)にひとりも取り残さない教育の実現をめざし、今年度、市内の3校をモデル校として実証実験を行っています。
広がれ!老上花の輪プロジェクト
モデル校のひとつ、老上小学校では、学年ごとに様々なテーマで、スクールESDくさつプロジェクトに取り組んでいます。
3年生が取り組むのは「広がれ!老上花の輪プロジェクト」。地域に花を広げる活動です。
10月には、草津市農林水産課と連携し、給食の残飯からできた堆肥や米ぬかを使った土のリサイクル作業を行いました。この土を使って春咲きの花を「種だんご」で育てる計画です。
広報しよう!
みんなで取り組んでいるこの活動を、学校の中だけではなく、多くの人に知ってもらうにはどうすればよいのでしょうか?
そこで今回、草津市広報課と連携して、PRの方法をみんなで考えることになり、そのお手伝いとして、広報課から職員が授業に参加しました。
11月22日、1時限目から4時限目に3年生全クラスで広報課の職員による授業が行われました。
広くみんなに何かを伝えるにはどんな方法があるかのか。
草津市の情報発信方法は、紙に印刷する「広報紙」や音で伝える「えふえむ草津」、インターネットのホームページとSNS(Twitter・Facebook・LINE)、そして市公認マスコットキャラクターのたび丸など。
情報を提供するうえで最も大切なことは、「正しい情報であること」と「わかりやすいこと」。そしてその情報を「知って」もらい、「役立てて」もらうことこそが広報の目的だと話しました。
みんなに注目してもらうにはどうすればよいか。さまざまな方法を紹介します。
文字の形を工夫し、イメージしやすくする。フォントと呼ばれる文字の書体や色、大きさを変えることで、インパクトや静動の印象も変わります。
さらに文字だけではなく、イラストや写真を添えることでイメージしやすくわかりやすい文章になります。
実際にやってみよう!
では、どうやって写真を撮ればよいのでしょうか。
児童に1人1台渡されているタブレット端末を使い、班ごとに写真を撮ってみましょう。
同じ被写体でも、近くで撮るか離れて撮るか、全体を撮るか一部を撮るか、まっすぐ撮るかかたむけて撮るか、撮り方で見え方も違ってくることに児童たちは興味津々。それぞれが工夫を凝らした1枚をおさめていました。
情報を伝えることの大切さ、難しさ、そして楽しさを少しでも感じてもらえたでしょうか。
スクールESDくさつプロジェクト「広がれ!老上花の輪プロジェクト」が、地域のみなさんのみならず、広く伝わること、広報課一同応援しています!