草津市ゆかりの選手 大舞台へ
更新日:2021年9月29日
東京オリンピック 東京パラリンピック
1年遅れて東京オリンピック・パラリンピックが開催されました。
競技を生活の中心に置き、大会にむけ調整してきたアスリートにとって、待ちに待った大舞台。
その舞台に立つことさえ大変ななか、草津市にゆかりのある4人の選手が出場。草津市では応援の気持ちをこめて、市役所庁舎前に懸垂幕を掲げました。
大健闘!決勝進出 常山幹太選手
バドミントン男子シングルスに出場の常山幹太選手は、草津市立草津小学校、草津中学校卒業の草津市出身選手。バドミントン男子シングルスで日本人唯一、決勝トーナメントに進出されました。
開催前には市役所や母校草津中学校を訪問、活躍を約束。草津中学校の後輩たちからは、「世界の舞台で戦う先輩の姿に勇気をもらった」「先輩を誇りに思う」といった声とともに、心のこもった寄せ書きが贈られました。
大会終了後も忙しい中来庁され、大会の報告や応援への感謝を話してくださいました。
これからもご活躍、応援しています。
メジャースポーツを目指して!中口遥選手
射撃・女子10メートルエアライフル、射撃・混合10メートルエアライフルに出場の中口選手。草津市在住の中口選手は、大会終了後市役所を訪問いただきました。
試合では、「はじめは緊張でうまくいかなかったけれど後半は落ち着いて自分のペースを取り戻し、巻き返すことができた」と、初めての大舞台での感想を話してくださいました。また、皆さんの応援への感謝とともに、3年後のパリ五輪を目指して頑張ると目標を語られました。
さらに、海外では子どもから高齢者まで親しまれているライフル競技が日本でもメジャーになるように、自分自身がよい成績を残して、もっと認知してもらいたい、とも話されました。張り詰めた緊張感に負けない精神力と、重いライフルをぶれずに構える体力が必要な競技であるエアライフル。競技の認知度アップと中口選手のご活躍、応援しています。
写真提供:時事
史上初!女子競泳2冠 大橋悠依選手
競泳女子で初めて2つの金メダルを獲得された大橋悠依選手。400メートル個人メドレーと200メートル個人メドレーの2種目をトップでゴール!
高校時代は県立草津東高校に通われました。今回の大活躍には後輩たちも感動。校舎には垂れ幕がかけられ、在校生にとっても特別な先輩となったようです。
また、草津市からは、草津市民スポーツ大賞「最高栄誉賞」の授与が決定しました。これからもご活躍を期待しています。
写真提供:時事
初出場で銀!宇田秀生選手
草津市在住の宇田選手。大会前にお子さんと一緒に市役所にお越しくださいました。
仕事中の事故で利き手の右腕を失くされ、大ケガで心身ともにつらい状況を乗り越えられたのは、ご本人の大変な努力はもちろん、ご家族の支えや周囲の皆さんの応援が大きかったと話す宇田選手。
トライアスロンは、スイム(水泳)、バイク(自転車)、ラン(ランニング)の3つの種目のタイムを競うもの。今大会では、スイム750m、バイク20km、ラン5kmの計25.75kmのレース。パラリンピックではその障害の内容や程度でクラス分けされ、今回宇田選手が出場されたのはPTS4クラス。
高校時代にはサッカーの滋賀県選抜にも選ばれた脚力を生かし、スイムからバイク、ランと順位を上げ、ついに2位でゴール!日本人初の銀メダルを獲得されました。
来庁時には、取材陣が撮影中もぴったりそばにいたお子さんたち。お父さんが大好きだと言ってくれた息子さんたちにとっても、今回の大活躍で、さらに大きく輝く自慢のお父さんに。
宇田選手には、草津市民スポーツ大賞「栄誉賞」が贈られます。令和2年11月には市立渋川小学校や山田小学校での「夢・未来を抱くスペシャル授業in草津」で講師を務めてくださったこともあり、授業を受けた生徒たちにとっても特別な思い出となったことでしょう。
宇田選手、これからも応援しています!!
写真提供:時事
これからも
今回の東京オリンピック・パラリンピックは、コロナ禍の厳しい状況のなか、環境や体調の管理もアスリートにとっては普段以上に難しかったと思われます。
そんな中、私たちに、努力する姿、全力で取り組む姿を見せてくださったアスリートの皆さん。お疲れ様でした。そして、どうもありがとうございました。これからも皆さんを応援します!!