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草津市民スポーツ大賞

更新日:2021年10月28日

 草津市では、草津市民スポーツ大賞表彰要綱を制定し、全国や世界の大会などで、優秀な成績・成果をあげられた選手に、草津市民スポーツ大賞をお贈りしています。

最高栄誉賞 競泳・大橋悠依選手

 東京五輪の競泳女子200メートルと400メートル個人メドレーの2競技に出場し、その両方で金メダルを獲得。翌日の新聞各紙には、大橋選手のゴール直後の笑顔と、レース中のダイナミックなフォームの写真があふれていました。

大橋選手
写真提供:時事

大橋選手、母校へ

 10月18日、母校である滋賀県立草津東高校では、生徒会執行部、放送部、吹奏楽部、軽音楽部、そして水泳部の各部員たちが中心となり、先輩・大橋選手の「東京2020オリンピック2冠お祝いセレモニー」が開催されました。
 コロナ対策にも気を配り会場に集まった生徒たち。そこへ首に2つの金メダルを下げた大橋選手が登場。吹奏楽部の演奏のなか横断幕を持ち出迎える水泳部員、生徒たちの拍手に包まれ、偉業を成し遂げた先輩は壇上へ向かい、後輩たちはその一挙手一投足を憧れのまなざしで追っていました。

表彰式

 セレモニーに先立ち行われた、草津市民スポーツ大賞最高栄誉賞表彰式。市長からはお祝いの言葉とともに表彰状と市内平湖産の淡水真珠のネックレスが、また市教育長からは花束が、そして市公認マスコットキャラクターたび丸からは大橋選手と同じく首に金メダルを2つ下げたたび丸人形が贈られました。

セレモニー

 続けて行われた草津東高生によるセレモニーでは、校長先生や代表生徒からのお祝いの言葉のあと、生徒が直接大橋選手に質問。

 高校時代の一番の思い出は?という質問に、「今、思い出すのは、日常の事。草津駅から学校まで必死で自転車をこいでいたこと、友人といっしょに帰ったことなど」とこたえ、さらに「皆さんも、特別なイベントだけでなく、日常の何でもない小さな出来事をたくさん見つけて、大切な思い出にしてほしい」と、メッセージを送られました。

 質問コーナー中、生徒たちによるサプライズプレゼントが!当日が誕生日であった大橋選手に、軽音楽部の生徒がハッピーバースデーの歌を独唱。生徒全員で手拍子しラストは合唱。祝ってもらえると思わなかったと、大橋選手は感激の様子。

 高校時代に戻ったような大橋選手は、通路側の生徒たちとタッチしながら退場。写真撮影に応じたり、サインをしたり、別会場だった1年生の元へ駆けつけたり、久しぶりの母校で後輩たちに優しく応じる様子が印象的でした。

金メダルの先

 後輩たちに明るい笑顔を見せられた大橋選手。集まった報道関係者のために特別に開かれた会見では、今後についても語ってくださいました。

 今後について、パリ五輪について。「ゴールドメダリストという立場が、自分にとって苦しい状況をつくることになるかもしれないけれど、勝負を楽しもうと考えているので、そういう姿勢を見てほしい」。

つかの間のやすらぎを後輩たちと満喫し、厳しい世界へ戻る決意の言葉を残し、母校をあとにされました。

記者会見

栄誉賞 トライアスロン・宇田秀生選手

 東京パラリンピックの男子トライアスロンPTS4クラスに出場。初出場で銀メダルを獲得。そのレース展開、前を追い続ける姿勢、ゴール後の涙に、胸を熱くした人も多かったのではないでしょうか。

表彰台
写真提供:時事

トライアスロン競技

 トライアスロンは、スイム(水泳)、バイク(自転車)、ラン(ランニング)の3つの種目のタイムを競うもので、東京パラリンピックでは、スイム750m、バイク20km、ラン5kmの計25.75kmで行われました。

 宇田選手がトライアスロンを始めるきっかけは、右腕切断後のリハビリでの水泳。そこでトライアスロンを勧められ挑戦することに。高校時代にはサッカーの滋賀県選抜にも選ばれた宇田選手。その脚力を生かし、バイクやランで追い上げる戦法が得意だそうです。

東京パラリンピック出場決定

 東京パラリンピック開催前に、市役所までお越しくださいました。多くの記者が待ち構える中、お子さん2人と一緒に登場された宇田選手。お子さんたちは、お父さんのことが大好きだと言ってくれました。取材陣が取り囲む中でもぴったり引っ付いて写真に納まるほどに。

追い続ける

 国内外の大会に出場されてきた宇田選手もパラリンピックは初出場。ご本人いわく、「予想より遅れた」というスイムを終え、バイクで走り始めた時は9位。そこからは「後のことは考えずに走った」とおっしゃるように驚異の追い上げで上位へ。ランへ移り、「もう走れない」とも思ったそう。そんな時、「沿道から多くの応援を受け、また、地元の人たちの応援も背中を押してくれた」と。その結果、見事2位でゴール!

 試合前の合宿では、水泳4~5km、自転車70~100km、ランニング10kmくらいのメニューをこなす宇田選手。筋肉トレーニングはほとんどせず、実践に沿った動きの中で必要な筋肉をつけているのだとか。毎日続けている厳しいトレーニングと周りの応援が今回の結果につながったのでしょう。

スポーツ大賞栄誉賞表彰式

  大会後、草津市役所に来てくださった宇田選手。首には輝く銀メダルをさげ市民の方々や職員の歓迎の拍手の中、館内へ。

 表彰式では、市長から、活躍に対するねぎらいの言葉と感動が伝えられ、表彰状と市内平湖産の淡水真珠で作られたピンバッジ、首から銀メダルを下げたたび丸人形が贈られました。

 宇田選手からは、「レース中の苦しい時に、滋賀や草津、地元の応援が背中を押してくれた」と。また、「スポーツを通じて自分やトライアスロンを知ってもらうきっかけになれば」とも話してくださいました。

 

これからも走り続けて

今後の目標をお聞きしました。

「パリに向けて残り3年、変わらず進み続け、また表彰式に上がって、目立ちたい!」と頼もしい言葉。
この日も朝から15km走ってきたそうで、欠かさず続けられた努力があるからこそ、あの表彰台での底抜けに明るい笑顔があったのでしょう。

また表彰台で素敵な笑顔を見せてください。

笑顔

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総合政策部 広報課 広報係
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